首里城の周囲を歩いた話

琉球王朝の首府であった首里城は、太平洋戦争でアメリカ軍の激しい攻撃により全焼してしまったということなのですが、現在は再建され、美しくかつ堅固な威容を私たちに見せてくれます。

以前訪問した時は首里城の中に入りましたが、今回は外壁の周囲をぐるっと回る、そのエリアをてくてく歩くというのをやってみました。座間味に行った時もそうですが、てくてく歩くのが私はかなり好きなのです。

お城の外壁は相当に堅固なものに見えますから、マスケット銃の軍隊に囲まれた程度では陥落するとは考えにくく、エンフィールド銃の軍隊で囲まれたとしても全然OKに見えます。即ち初期近代の軍隊の装備ではとても陥落させられない、巨大な要塞だと私には思えます。また、立地条件もよく沖縄の東側、西側の両方の海まで視界が届き、那覇市内を一望できる高台にあるお城ですので、敵の来襲があればすぐに分かりますし、繰り返しになりますが敵が上陸しても堅固な要塞で跳ね返すことができるように見えます。来襲してくる敵にとってはアウェーで常に補給の問題がありますから、しばらく城に立てこもっていれば敵は自壊し自ずと勝利できるように思えてなりません。

そのため、ペリーのような少人数のアメリカ軍が首里城に入城し、事実上占領したということは私には簡単には信じられませんし、薩摩藩による侵攻についても同じ理由で首を傾げてしまいます。そうは言ってもそのような歴史的な事実はあったわけですから、それには違う要素も含めて考える必要があるのかも知れません。

首里城の周辺を歩くと、古い石畳や泡盛の蔵元である瑞泉の看板などを見ることができ、かつての城下町の雰囲気を感じることができます。大変に立派なお城ですので、沖縄に行けば是非訪れるべきと思います。

古い城下町の雰囲気を伝える石畳
このエリアもドラマチックでぐっときます
泡盛の蔵元、瑞泉の看板。お店の前にて。