松屋のオリジナルカレーを食べてきた

松屋が12月1日でオリジナルカレーの販売を中止するというニュースが持ち上がったのは昨日のことである。そして、昨日のうちに、松屋がカレーの販売を中止するのではなく、販売するカレーが変更されるのだということまでが明らかになった。カレーがなくなるとすれば、ショッキングだが、カレーが変更されるというだけであれば、そのショック度合いはそこまで高くはない。とはいえ、今販売されているカレーはなくなるのである。通信販売としては残されるとのことだが、店舗で出されなければやがて忘れられ、知らないうちに通信販売も終了するだろう。

で、実は私は松屋でカレーを食べたことがない。松屋は牛丼屋さんだと信じていた私にとって、松屋でカレーを食べるとの選択肢は最初からなかった。しかしである。ネットでは「あのおいしい松屋のカレーがなくなる」との悲鳴が響いていた。そんなにおいしいのか?しかももうすぐ食べられなくなるのか…では食べようと決心した私は近くの松屋まで出かけたのである。

結論から言えば、松屋のオリジナルカレーは椅子から落ちてもおかしくないほどおいしい。とてもおいしい。しかも安い。コスパ最強である。ブラックカレー風で、ペッパーの風味がきいており、充分に辛い。カレーは辛くなくてはいけないが、これくらい風味がきいて辛いのだから、人気が出て当然だ。このおいしいカレーの販売中止ということになれば、ファンは悲しむだろう。ファンが大勢いることは間違いない。おいしくて、安いのだから。

今後、創業カレーなるものが登場するらしいのだが、その全容は現状では明らかではない。想像だが、オリジナルカレーの名称のまま値上げするのは難しいとの判断があって、商品名を変えて値上げするのではないだろうか。とはいえ、今はともかく、松屋のオリジナルカレーに敬意を表したい。