「私は日本に住んでいるが、自分のことを日本人だとは思っていない」
「父母は日本人だが、私は自分のことを日本人だとは思っていない」
「私は日本に住んだことはないが、自分のことを日本人だと思っている」
という感覚を持って生きている人が、少数ではあるけれども、確実にいるということを意識するようにしています。
私がそのような人たちのことについて直接言及することはあまりないですが、「日本生まれで日本で暮らす、自分のことを日本人だと認識している日本人」が全てだとは言い切らない形で言葉を構成するように自然となっていきます。