下高井戸のラーメン大に行った話

下高井戸駅を降りて甲州街道へ出ると、少し桜上水寄りのところにラーメン大下高井戸店があります。極太のラーメンで味がとても濃いです。味が濃いので野菜マシマシが良く合うと思います。私はマシマシとか食べきれないので、普通にしてもらいましたが、食が細くない人は是非、マシマシで食べるのがいいと思います。私は食が細いわりには刺激が好きなのでニンニクをトッピングしてもらいました。

麺が極太ですから、やっぱり濃い味がちょうどいいです。細麺や縮れ麺ですと麺とスープがいかに絡み合うかが焦点になってきますが、極太ですから、どちらかと言えばスープを麺に染み込ませるという感覚が重要と思います。少し硬めの茹で具合も、染み込ませるという観点からそうされているものと思います。スープがアツアツなのでとても満足です。

お店の人は怖そうに見えましたが、本当はとても優しい良い人です。かっこいいアニキです。男です。怖そうに見えるだけに、いざ話す時の優しい笑顔と話し方にぐっと来ます。

ラーメン屋さんは大変なお仕事だと思います。とにかく体力が必要です。作って、洗って、掃除もこなして、元気のいい声で客に接します。男の世界です。素直に尊敬します。

そうであるが故に客は上品でなくてはいけません。見た目を上品にするということではありません。振る舞いが上品でなくてはいけません。即ち、食べたらお椀をちゃんと上にあげてお店の人が洗いやすくする、置いてある布巾できちんとテーブルを拭く、ぐずぐずせずに食べたらすぐに帰るなどをきちんとこなせなくては客の資格がありません。水も当然セルフです。私はセルフに大賛成です。そういう意味ではラーメン屋さんは客を選びます。選ばれる客になるためには日々これ精進と思います。

ラーメン屋さんで券売機が普及したころは、ほったらかしにされている感じでちょっと寂しいとも思いましたが、今思えば券売機で当然です。お店の人の負担を減らさなくてはいけません。お店の人の負担が小さければ人件費をそれだけ安く抑えることができますから、ラーメンの値段もその分上げなくてよくなります。券売機が普及したり、客がお店の人に協力的になることは、結局は値段という意味で消費者にとっても利点になります。本当に世の中はよくできています。

おいしかったです。ありがとうございました。



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下高井戸がとても好きです。庶民的かつ交通至便。私にとって理想のエリアです。映画を観るなら下高井戸シネマがあります。一度経営的に破綻しましたが、今また復活しています。下高井戸シネマには心から感謝しています。他では観れない映画をいろいろ上映してくれます。本当に目利きの方が映画を選んでくれています。

お酒を飲むなら紅とんがあります。安くてとてもおいしいです。モツ煮が名物です。焼酎も出してくれます。お店で働いている人の元気がいいです。孤独に黙々と飲食するのに適した場所と思います。

個人的に特に愛しているのは京王線下高井戸駅改札前のパン屋さんのフロマンドールです。パンとコーヒーを買って座席でぼんやり過ごしたり、本を読んだりするときが至福です。パンもおいしいですが、冬にはスープも頼みます。お店の人の感じがいいです。座席で幸せそうにおしゃべりしている人を見かけると私も幸せな気持ちになります。

京王線下高井戸駅改札前のパン屋さんフロマンドール買ったコーヒーとパン。今回は甘いものがほしかったのでアンパンです。
京王線下高井戸駅改札前のパン屋さんで買ったコーヒーとパン。今回は甘いものがほしかったのでアンパンです。

世田谷線の終点の駅です。以前は文字通りのチンチン電車で、本当に味わいがありました。大正の終わりごろに開通した路線で、当時は東京の地下鉄建設がいよいよ本格的になってくるという時期ですから、まさしくモダン東京の名残りをとどめてくれています。今は車輌がデラックスになっていますが、それはそれでかわいくていいと思います。よく下高井戸から豪徳寺まで歩いてそれから三軒茶屋まで世田谷線に乗ったりします。そういう時はとても楽しいです。

世田谷線下高井戸駅近くで撮影した空の写真。個人的には電柱と電線がいい味を出してくれていると思います。
世田谷線下高井戸駅近くで撮影した空の写真。個人的には電柱と電線がいい味を出してくれていると思います。

駅を降りて北へ向かってちょっと歩けばすぐに甲州街道です。自転車で新宿まで行くことも可能です。二子玉川江ノ島と同様にとても好きなエリアです。



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