あなたは30歳です。一念発起してハリウッド俳優になろうと決意しました。どのような戦略をとりますか?(英語は話せるものとします)

まずハリウッドに行きます。で、ハリウッドで普通にバイトします。可能なら寿司職人としてホームパーティに呼ばれたりするのがいいですが、そうでなくてもいいです。日々、バイトをしつつ情報収集をします。必ずスタジオでの清掃とか、映画会社での下働きとか、有名俳優の家での3K仕事などの求人があるはずです。単発でもいいです。たとえ単発でも経験があれば、また呼んでもらえる可能性が高まります。アクターズスクールみたいなのがあったらそういうのにも入りましょう。そしてある時、オーディションの機会を得ます。一度でも受ければ、おそらくはメーリングリストみたいなのでまたお知らせが来るようになっているはずです。受け続けます。10年もやれば大丈夫でしょう。

ハリソンフォードは大学時代に演劇をやり始め、ハリウッドに行ってスターになれるかなと思ったら、全く売れず、諦めて大工さんをしていたらジョージルーカスの家で大工仕事に呼ばれ、ついでにオーディションの手伝いを頼まれてやっていたら、「君がハンソロをやれ」と言われてスターウオーズに出演し、名声を築きました。


ハリウッド映画では問題の最終解決手段として核兵器が使われることがありますが、アメリカ人は核兵器のリスク(放射能など)をどれくらい理解しているのでしょうか?

「ハリウッド映画では問題の最終解決手段として核兵器が使われることがありますが、アメリカ人は核兵器のリスク(放射能など)をどれくらい理解しているのでしょうか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

『博士の異常な愛情』とか、『渚にて』とか、『チャイナシンドローム』とか、放射線の恐ろしさを伝える作品は英語圏ではいろいろあります。日本人は広島と長崎の惨劇についてよく学んでいますから、確かに日本人に比べれば理解は低いでしょうけれども、「とてつもなく怖いらしい」ということについては、かえって情報が少ないだけに伝説的なものに発展しているのではないかと思います。アメリカ映画で核兵器を使用するのって『エヴォルーション』とか『インディペンデンスデイ』みたいなエイリアンが攻めて来たときとか、隕石が突っ込んでくるときくらいしかないので、もしかするとハリウッドのコンプライアンス的に、核兵器は宇宙から脅威が来た時しか使ってはいけないなどのようなコードでもあるんじゃないですかね。