そうかも知れないと思います。
私のようなタイプがアメリカでまともに進学できるとはとても思えません。いはゆる良い大学に入るためには、高校での成績の平均やボランティアなどの課外活動の実績性格や人間性などについて好意的に書かれたレコメンデーションさらにできればスポーツや芸術活動での実績があり可能であれば家が名門の方が有利です。
自嘲的に述べますが、私のように寝込みがちで欠席が多くスポーツもできず両親自己破産で自分の世界に閉じこもりがちな勉強しかできない人間にチャンスは来なかったでしょう。
やっぱりマモーの出てくる複製人間のやつだと思います。まず第一に、永遠の生命は可能かという人類永遠普遍の課題をテーマにしています。生に執着するマモーの醜さと悲しさががっつり描かれ、永遠の生命は幸福なのか?との問題意識を見る側に問いかけています。マモーの粗悪コピーが「全ては不死のためだ」と言って死にゆく場面が大変に印象的です。
警視総監が直々に南米まで行きルパンを探し続ける銭形を見つけ出しますが、この時、警視総監は銭形に「辛かっただろうねえ、長く日本を離れて」と言ってねぎらうのですが、当時はまだ戦争に行っていた兵隊さんの記憶が日本社会に強く残っていたため、この「日本を離れて」の一言には非常に重みがあるわけですけど、そういう点で当時の日本人の心情をぐっと掴むことができているというか、銭形がそういう古典的な仕事に真面目な日本人というイメージを背負っているということが非常に良く分かります。銭形は日本軍将兵のメタファーなのですね。ゴジラと同じです。
で、米大統領首席補佐官も出てきますけど、当時の方が今よりも米大統領の重みがあったはずですから、米大統領首席補佐官もなかなか渋くていい味を出しているのですね。その部下のフリンチはアメリカの世界支配の闇の部分を背負っていると言えます。次元がフリンチに対して「それがお宅の民主主義か。長い間ハンフリーボガードとマリリンモンローのファンだったが、今日限りだ」と言い放ちますが、ハリウッド映画を利用したイメージ戦略を世界に展開しつつ、実は力による支配をするアメリカを端的に風刺していると思います。
一票の格差を是正することももちろん大事なわけですが、では過疎地の人たちの意見が汲み上げられなくても別にいいのかということも問われなくてはいけないと思います。アメリカでは下院の選挙区が人口動態に影響されるのに対して上院は人口に関係なく各州に平等に割り当てられていますので、人口の少ない州でもある程度、自分たちの代表を中央に送り届け、声を反映させることができるようになっているわけですけれども、日本の場合は参議院でも多少は緩いとはいえ一票の格差が問題視されますので、下手をすると島根県の人たちの声は衆議院でも参議院でも反映されないということにもなりかねません。私は一票の格差を是正するには、実は議員の数をどんどん増やす方向でやるのがいいと思っています。鳥取県とか島根県の議席を減らすのではなく、都会の議席をもっと増やすのです。イギリスで学生が議員に当選することがありますけど、あそこは下院の議員数が人口に対してとても多いんですね。その方が議会に多様な声を入れやすく、政治家の息子じゃなくても政治家になれる社会を作りやすいと思います。
「まだアメリカンドリームはあると思いますか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。
アメリカンドリームは定義がやや曖昧です。ある人はドナルドトランプみたいな大金持ちになることだと言うかも知れません。しかしある人はヨーロッパで農奴みたいな扱いを受けていた人たちがアメリカで自由な独立自営業者になることをアメリカンドリームだと言うでしょう(Catsで歌っている、I like to be in America!というのは、基本的にこれです)。ある人はマコ岩松さんみたいなハリウッド俳優になったりすることだと言うかも知れません。即ちアメリカでなんらかの成功を収めれば、なんでもアメリカンドリームということになります。従いまして、幾らでも定義を変えていけるアメリカンドリームは今も存在します。
「僕は日本に住んでいてどうしても同調圧力や協調性の強要などですごく生きづらく感じます。もしコロナが明け、海外にいけるようになったらどんな国が安全で住みやすくておすすめですか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。
特に希望がないのであれば、アメリカかイギリス以外の英語圏がいいのではないかと思います。オーストラリアに行ったとき、人種差別があまり存在しないような印象を受けました。白人であろうと、アジア系であろうと、平等に、分け隔てなく人間関係を結んでいるように見えました。もちろん暮らしたわけではないので、単なる印象なのかも知れません。とはいえ、食事もそれなりに和洋中が楽しめますし、なんと言っても英語が通じるので、苦労は少ないという印象です。労働者の人権も手厚く守られているように思いました。カナダにも似たような印象を得ています。
アメリカのちょっと異様な感じすらする人種・民族的な分断やイギリスのいかにも疲れ切った雰囲気はいかがなものかと思います。英語圏以外であれば、想像もつかない社会的コードがあるでしょうから、安全で住みやすいという条件にはあてはまらないとも思いますねえ。
私はスーパーチューズデーでは最も注目をあつめているサンダース氏が勝つと見ていたが、実際に蓋を開けてみると、バイデン氏がサンダースを超えて一位に躍り出た。バイデン氏が我々は社会主義革命を求めているわけではないとサンダース氏を牽制する発言をしたことは、cnnの配信で見たが、その言葉の通り、民主党の多数派はサンダース氏の言うようなガチ社会主義というわけではないというわけだ。民主党はマイノリティの声を拾い上げることに存在意義があると考えられているが、彼らはその手法として社会主義を選びたいとは思っていないようなのだ。むしろ、マイノリティの人々にも自由と民主主義の良い面を謳歌してもらいたいということなのかも知れない。
バイデン氏がここまで勝ち上がってきたのは、民主党多数派がバイデン氏でいこうとまとまったのが大きいと言えるのだが、その背中を押したのは、やはりバイデン氏がアフリカ系アメリカ人からの厚い支持を得ているということは大きかっただろう。スーパーチューズデーの直前、サウスカロライナの予備選挙でバイデン氏は勝利を得たが、やはり黒人層の支持が勝因として大きかったことは誰もが認めているところだ。オバマ大統領の副大統領を務めていたという経歴が、黒人層からの厚い支持につながっている。クリントン夫妻も黒人からの支持は厚いと言われていたが、オバマ氏との距離感が微妙だったヒラリーよりも、ガチでオバマを支えた印象のあるバイデンさんの方がより信頼されているということなのかも知れない。一方でサンダース氏は黒人層からはさほど人気がないと言われてはいたものの、やっぱりそれは本当だったと弱点を見破られてしまうことになってしまった。
私はサンダース氏の弱点はあまりにガチで社会主義者であるため、途中で民主党内部から、社会主義は実はあんまり…という声が起きて人々がついてこなくなる可能性にあると考えていたが、それはスーパーチューズデーの後に起きるような気がしていた。しかし実際には、それはスーパーチューズデーに合わせるようにして起きたということになる。cnnはサンダース氏に注目していたが、今ではすっかりバイデン氏への注目度を上げており、もはや民主党はバイデン氏の勝利で決まりそうな勢いだ。とはいえ、バイデン氏とサンダース氏の差は小さく、これからどうなるかもうしばらく見て行かないと軽々に先を見通すことができない事態に立ち至ったようにも思える。
だが、気になるのは、バイデン氏で本当にトランプ氏に勝てると彼らは考えているのだろうかという点だ。トランプ氏に勝てなければ、今回の一連のできごとは所詮は民主党内のコップの中の嵐のようなものに過ぎない。トランプはヒラリーに勝った男であり、強烈な個性に対する人気が衰えているようにも見えないし、弾劾も乗り切ったので、政権発足以来、実は今が一番パワーがある状態とも言えそうだ。サンダース氏は前回、もうちょっとでヒラリーを超えそうなくらいのところまできた。民主党内でもっともヒラリーをおびえさせたのはサンダースだっただろう。それゆえに、トランプ対サンダースは見ものになると私は思っていたし、直接対決は是非一度は見てみたいものだった。普通な人に見えるバイデン氏にそれだけの存在感を発揮できるだろうか。
2020年のアメリカ大統領選挙がいよいよ本格化しようとしている。
民主党指名争いでは、私はバーニー・サンダース氏が勝利する可能性が非常に高いと思っているし、実際にこれまでの流れを見ても、このままサンダース氏で決まってしまいそうな勢いだ。バイデン氏はどうしてもやや古い政治家の印象があり、多くのアメリカ人がマケインとバイデンとペンスを写真を見せられて、さて誰がバイデンでしょうと言われると間違えそうな気がしてしまう。バイデン氏は個性という点で非常に劣勢だ。ブルームバーグ氏は金持ち過ぎるのが逆効果な面がある上に、スキャンダルまで持ち上がり、しかも個性という点でとてもサンダース氏ほどおもしろくない。サンダース氏のおもしろいところは、78歳という高齢にして挑戦者という極めてアグレッシブなポジションに立っており、民主党のエスタブリッシュメントとも距離を置いている生き方にダンディズムを感じさせるところだ。
だが、彼にもやや弱点らしいところが見えてきた。彼が人気の大きな理由の一つは、彼が社会主義的な政策で社会的弱者を救おうとしているところにあるが、また同時にそれが弱点にもなっているのである。社会主義者であるがゆえに、過去にソビエト連邦とどのような関りがあったのかは陰に陽に人々が知りたがっているところで、仮にも冷戦中、事実上の敵国同士て火花を散らしたソビエト連邦と内通していたというような印象を与えるエピソードがあれば、それはライバルたちから見て、格好の攻撃ポイントになることは必至だ。前回ヒラリーが自分のメールを自分のサーバーで開いたというだけで、あれだけ大事になり、ヒラリーだけは絶対に嫌という層が形成されていったことを思えば、仮にそれが過去のことであったとしても爆弾になり得る。今は証拠がないので疑惑や悪い想像のような範囲のものだが、証拠が出てくれば何もかもめちゃくちゃになってしまうだろう。ましてやプーチンからの支援を受けているのではないかとも勘繰られているのだから、やはり証拠が出れば即アウトになる。もちろん、本人はそのようなことを認めていないし、今後も否定し続けるだろう。もっとも、ビル・クリントンがホワイトハウスの執務室で研修生と浮気したことについては、彼はテレビカメラの前で涙を浮かべて国民に謝罪し、そこまで反省しているのなら、ま、いいんじゃない。といった程度のゆるしを得たことがあるから、証拠が出てきたとしても、あのバーニー・サンダースが涙を流して国民に許しを乞うたということになれば、形成の再逆転の芽はある。
弱点はそれだけではない。今のサンダース氏の立場で社会主義という言葉を振りかざしても、人々はまだそれがどれだけ体勢に影響するのかよく分からないので様子見みたいなところがあるが、サンダース氏勝利が現実味を増してくると、そもそものアメリカの国是である自由と民主主義が社会主義と許容できるかという原則論にぶつかってしまう。ライバルはここを突いてくるだろう。共和党であれば民主党であれ、アメリカの憲法の理念を受け入れるという範囲の中での政権争いなのだから、そこから逸脱している可能性の高いサンダース氏にはやがてそれに関わる厳しい論難があると覚悟した方がいい。もっとも、アメリカの憲法が本当に社会主義を許容しないかどうかについて本気で考えたことのある人は少ないだろうから、サンダース氏が堂々と社会主義こそアメリカニズムだとするような逆転の発想的演説をして、国民がそれを受け入れるならば、サンダース氏にはまだ可能性が残されることになるだろう。
もっとも難しいのは、本当にサンダース氏が当選した場合である。有権者は今の段階で、サンダース氏がサン・シモンの空想的社会主義みたいな国を建設してくれるというある種の幻想に浸っている人が多いように思える。しかしアメリカはそのような建付けにはなっていないため、サンダース氏の社会主的政策がことごとく実現しないことは目に見えている。オバマケアのような社会主義の入り口みたいな政策であれだけ揉める国なのだ、より本質的な社会主義を目指すサンダース氏が軋轢を引き起こすことは必至だし、仮にサンダース氏が妥協的になったとすれば有権者の幻滅も必至だ。サンダース氏は早晩、進退に窮することになるだろう。
そういうわけでサンダース氏を手ぐすね引いて待っているのがトランプ氏だ。トランプ氏はおそらく民主党で勝ちあがってくるのはサンダース氏だと見ているはずだ。そして、私が上述したような諸事情はとうに承知の上でサンダース攻略の知恵を練っているに違いないし、不都合な証拠だって手を広げて探しているところかも知れない。トランプ氏としては誰が民主党で勝ち上がってきたとしても勝てると踏んでいると思うが、サンダース氏をつぶすことについてはより入念であるはずだ。サンダースとトランプという稀有な大統領選挙本選を、私は結構楽しみに待っているし、サンダース氏が勝てば、それはそれで面白く、お手並み拝見したいところだ。
共和党はトランプ氏でいくとして、トランプ氏をなんとか倒したい民主党の候補者選びのための予備選挙が熱い。だが、本当は熱くない。既に結果は大体見えている。サンダース氏が今後もあらゆる予備選挙で他候補を圧倒し、民主党の大統領選挙候補者としての地位を獲得するのはほぼ間違いないと私は見ている。以下にその理由を述べる。
まず第一に、圧倒的な知名度である。サンダース氏に匹敵する地名を有する候補者はいない。バイデン氏は確かに有名だが、インパクトが少なく、ぱっと見凡人であるため、現状ではややもすると忘れられてしまいがちだ。ブルームバーグ氏の場合、確かに知名度はあるが、それはブルームバーグニュースを見るインテリ層に限られている。特に民主党員の場合、社会的な弱者が集まって人にやさしい政治を求めるという傾向が強いため、インテリだけに知られているブルームバーグ氏はさほど強力な対抗馬とはなり得ないと私は見ている。しかも、こう言ってはなんだが、ニュース配信サービスに自分の名前をつけるというのは、ちょっとこの人物の性格に疑問を持ってしまう。たとえば正力松太郎氏が日本テレビを作った時に、正力テレビにしていたらどうだろうか?フジテレビが鹿内テレビとか、ライブドアが堀江インターネットサービスとかであれば、みんなドン引きである。そういうわけで、私はややブルームバーグ氏そのものにちょっと懐疑的な面があるのだが、それをおいておくとしても、圧倒的な大金持ちで、お金にまかせた緊急選挙活動が本当に有権者の心に届くかは、どうしても疑問に思えてならないのだ。
第二に、サンダース氏に対する民主党有権者の厚い信頼感を無視することはできないだろう。社会主義はアメリカの国情とは違うものだ。だが、社会的弱者の人たちは、社会主義的なメッセージをサンダース氏が発することに強い共感を示しているように私には見える。サンダース氏が社会主義的なメッセージを発することによって、世の中は、弱い人たちがいるということを思い出し、話題にし、気にかけてくれる。経済的に恵まれない人であっても、暖かいベッドとスープを得る権利があるのだということに気づかせてくれるのだ。そのような人たちのサンダース氏への信頼は厚い。ブルームバーグ氏が巨大な資金力で選挙活動をやればやるほど、そういった人々はしらけてしまい、サンダース氏へのより強い支持を誓うことになるだろうから、ブルームバーグ氏に勝ち目があるとはとても思えない。場合によっては、ブルームバーグ氏は選挙戦の途中で撤退するのではないだろうか。弱い人の味方であるサンダース氏というイメージは多くの人々を魅了しており、このようなことはリンカーン以来くらいの感じではないだろうか。ヒラリーは人気のある候補だったが、大金持ちで多分実はいやな感じの人に違いないと多くの人が感じていたし、ケネディも人気はあったが、大金持ちのおぼっちゃまで、やや距離のある人だった。サンダース氏にはそのような嫌味がない。
第三に、サンダース氏への注目度が圧倒的である。私はこの記事を書く前に、サンダース氏が風邪を引けばニュースになって、ブルームバーグ氏が風邪をひいてもニュースにならないだろうというようなことを考えていた。ところが、先ほどBBCのニュースで、サンダース氏の演説中に小鳥がやってきて近くにとまったという話題をしていた。小鳥が来ただけでニュースになるのである。サンダース氏を支持するかしないかは別にして、彼の動静についてはみんな知りたがっていると言うことの証左であるように私には思えた。
前回、トランプ氏が勝利したのは考えてみれば妥当なことで、トランプが好きな人も嫌いな人もトランプ氏のことを話題にしていた。誰もヒラリーのことをそこまで話題にしなかった。選挙は話題になった方が勝つし、サンダース氏は今、ノリに乗っていて、誰もが話題にしたくなるキャラクターになっている。ネバダでも圧勝したサンダース氏は、この勢いで最後まで走り切りそうに思える。
もちろん、長い選挙戦には何があるか分からない。実はサンダース氏がアンドリュー王子と同じ趣味を持っていたなどのことがあれば、一機に風向きは変わるだろう。だが、サンダース氏ほどスキャンダルがなさそうな候補者はそうはいない。やっぱりこのまま行くのではないだろうか。
アメリカで多くの死者を出しているインフルエンザだが、最近まで新型コロナウイルスとアメリカのインフルエンザが別のものと考えられていたのに対し、実はインフルエンザみたいな症状はあるけれど、インフルエンザではないケースが時々あるとの発表がCDCからなされた。CDCというのは、アメリカの保健衛生管理局みたいな感じのところで、保健衛生のFBIみたいに思っておけば多分大丈夫な役所だ。
で、アメリカではコロナウイルスの感染爆発が始まろうとしているように見える日本へは渡航しない方がいいみたいな話も流れていたし、最近の英語圏のニュース番組でも、東アジアで蔓延している変な病気、大丈夫?対岸の火事なんだけど、うちに飛び火しないように注意しよう。というようなトーンのニュースが多かった。
ところがだ、アメリカのインフルエンザの患者の何パーセントかが新型コロナウイルスだとしたら、とてつもない数の感染者が存在することになり、致死率が高いわりには感染しやすい新型コロナウイルスは、とっくにアメリカで猛威をふるっていたということになる。アメリカではこれからインフルエンザの患者に対して、もしかしたらコロナウイルスかもという態度で検査なり再検査なりを進めていくらしいのだが、そんなことをしているうちにどんどん広がるかも知れず、現状で既に収拾不可能なくらいなことになっているかも知れない。私はアメリカをディスりたくないが、ダイアモンドプリンセスでの日本の対応がお粗末すぎると英語圏から冷笑的な視線を向けられたことを思うと、いえいえ、日本を笑ってる場合じゃないじゃないですか。とつい、言いたくなる。
アメリカでは近いうちに新型コロナウイルスが大流行する可能性があるとの発表もあり、皆さま、心して準備してくださいね。みたいな話になってきている。既にコロナウイルスは広がっているのだが、これから広がるということにして、当局の発見が遅れたことのミスを隠蔽しようとしているのではなかろうか…などと勝手な想像も働いてしまった。
ダイアモンドプリンセスに乗っていたアメリカ人の中から複数の感染者が発見されていることには英語圏のメディアの注目も集まっており、どうも、このままいくと、日本がダイアモンドプリンセスのことで頭の悪い対応していたからアメリカ人が感染して、アメリカに感染が広がったじゃないか。日本のせいだ。という言説が形成されていくのが目に浮かぶようだ。
ヨーロッパでも既に感染者が見つかっているし、油断していただろうから、あちらでも燎原の火のようなことにもなりかねない。ロンドンの市長選挙では候補者が、今年の東京オリンピックは無理だから、ロンドンが代替地になりましょうと呼び掛けているそうだが、ロンドンもどうなることやら…である。
このまま世界的パンデミックになってしまったら、世界は12モンキーズというブルース・ウイリスが出ていた映画みたいなことになってしまうのだろうか。それは困るので、なんとか収束してもらいたいものではある。不要不急の外出は控え、注意はしているのだが、いつまでこの緊張状態と戦うのかと思うと、心が折れそうになる。地球にがんばってもらいたい。新型肺炎は一度治ってもまた罹患する可能性があることが指摘されており、それって治ったんじゃなくて単に症状がおさまっただけなんじゃ…とも思えて、得体の知れない不気味さ満点ではあるのだが、がんばれ人類。生き延びよう。きっと生き延びることはできるはず。
ダウンタウンのエキセントリック少年ボーイの歌でも歌おう。
がんばれ地球。がんばれ地球。僕は限界だ♪