台北のモスバーガーでタンドリーチキンバーガーを食べた話

スポンサーリンク



台北市内ではモスバーガーはわりとよくお店を開いています。モスバーガーはめちゃめちゃ好きなので、台北市内にたくさんあることはもちろん大賛成、万々歳です。

今回はタンドリーチキンバーガーのセットを頼みました。インドぉぉぉぉっな感じのするスパイスが効いています。カレー風味です。ですが、あんまり辛くありません。台北の人はあんまり辛いものが好きではありません。なんでも甘口。カレーも甘口です。初めて台北に行った時はお茶が甘くて心理的なショックを受けましたが、最近は甘くないお茶もコンビニで売っています。よかったです。台湾人いわく「タイのお茶は甘くて飲めない」とのことなので、だんだん甘いものを好まなくなってきているのかも知れません。最近はコーヒーもデフォルトはブラックです(初めて台北に行った時は出て来た段階で既にコーヒーは甘かったです)。バンコクを旅行した時はお茶は甘いに違いないと予想し、ミネラルウオーターを欠かさず持ち歩きましたが、バンコク在住の友人いわく、タイのお茶はやはり甘いとのことで、どうも緯度が下がるにつれて飲み物が甘くなる傾向があるのかも知れないという話になりました。

個人的に思うのは、経済発展する前の社会では、「甘い」というのは贅沢で素晴らしいことと考えられ、経済発展した後の社会では、甘いもの以外のいろいろな食品と出会えるので、だんだん甘いだけの食品は淘汰されていくのではないかということです。日本でも僕が子どものころは大人がコーヒーに砂糖を入れていたように記憶しています。今はあんまりコーヒーに砂糖を入れて飲む人はいないんじゃないかなあという感じがします。台北の経済発展は著しいので、甘いものが無条件でいいものだという段階を超えたのだろうと思います。

タンドリーチキンバーガーにはリンゴのスライスが入っていて、これが南国感と爽快感を高めてくれます。西城秀樹の「リンゴと蜂蜜恋をした ハウスバーモントカレー♪」のCMを思い出さずにはいられません。

ポテトは普通です。マックのそれよりもちょっと太め。飲み物はコーヒーと紅茶どっちがいいか?と聞かれ、紅茶にしました。ティーバッグがある限り、何杯でもお湯を注いでもらっておかわりできるからです。

スポンサーリンク


関連記事
台北の大稲埕エリアを歩いた話
台北の永康街でマンゴーかき氷を食べた話
台北の西門町でフィレステーキを食べた話

鼎泰豊で鶏スープとチャーハンを食べた話

スポンサーリンク



鼎泰豊はいいお店です。ホスピタリティに溢れています。台北でホスピタリティに満ちたお店を見つけるのは結構難しいです。もちろん、10パーセントのサービスチャージがかかります。サービスチャージがかかってもホスピタリティを感じられないお店も多いので、そういう意味では鼎泰豊はいいお店です。

鼎泰豊は小籠包で有名ですが、小籠包だけがメニューなのではありません。今回は鶏スープとチャーハンという中華の定番を頼みました。鶏スープには朝鮮人参の風味があって独特でおいしいです。チャーハンは量が多いので、一人で食べるとお腹いっぱいになります。口福です。

鼎泰豊のチャーハン
鼎泰豊のチャーハン。量が多いです。

ただ、待ちます。今回は90分待ちと言われ、アイスクリームを食べに行ったり、コーヒーを飲んだりして90分耐えると、ようやく自分の番号が呼ばれます。客がどれくらいの時間で去って行くかは究極には客の気分次第なので、90分と言ったら本当に90分で入れてくれたのはちょっとした神業のようにも思えます。ディズニーランドならちょっと余裕を見て、早めに入れることも多いですが、今回はほぼぴったりです。その辺はさすが経験値のなせるワザです。

お店の人の愛想がいいです。愛想よりも味だと私は信じていますが、やっぱり愛想よくされると気分が良くなってしまいます。このあたりもさすがです。

若干、辛いところは忙しいからだと思いますが、出てくるお料理が少しだけ冷めています。ほんの少しですが、やはり冷めています。何年か前に行った時もやはり冷めていました。二回連続冷めていたということは、もしかすると構造的に改善するべき箇所があるのかも知れません。サービス業の素人の私が言うことでもないかも知れないですが、やはり若干残念です。とはいえ、それを上回るホスピタリティはありますので、ホスピタリティを重視するか冷めてない方を重視するかは人それぞれかも知れません。

スポンサーリンク


関連記事
台北の永康街でマンゴーかき氷を食べた話
台北のココイチがちょっと豪華な件
台北の西門町でフィレステーキを食べた話

台北の永康街の金鶏園で小籠包を食べた話

スポンサーリンク



台北の著名な観光エリアの一つである永康街を信義路方面から入って南下していくと左手にマンゴーかき氷の『思慕昔』があり、そこを通り過ぎて更に南へ向かって歩いていくと、左手に金鶏園という飲茶点心のお店があります。100元くらいで小籠包が食べられます。お茶はセルフサービスで自分でいれなくてはいけませんが、サービスチャージがかからないのでむしろその方が助かります。

このお店の小籠包は普通においしいです。というか、台北の小籠包はどこで食べてもだいたい同じ気がします。有名なお店だったり、内装な豪華なお店だったり、お店の人が規律正しくて質の高いサービスをしてくれるようなお店は値段が上がりますが、それらは味の付加価値的要素が強いと思います。「味」に特化すれば、大体同じに私には思えます。

そういう意味では単価が安くてサービス料のかからない金鶏園はお得だなあと思います。二階で食事ができるようになっていて、一階ではお店の人が仕込みをしています。作っているところが道を歩く人に見えるような演出になっていて、雰囲気を出しています。ただ、常に働いているという感じにも見えないので、暇な時間帯にやることがなくなったりしたら結構残酷な風景だなあと思わなくもありません。

師範大学国語中心が近いので、いかにも留学生な感じの人もお客さんの中にいます。いいなあと思います。日本人観光客もわりといます。韓国から来ている感じの人はいませんでした。たまたまかも知れません。

通常、レンゲの上に小籠包をのせて、その上にお醤油とお酢と生姜をかけて食べますが、お店が出してくれたのが小さなプラスチック製のレンゲなので、そういうわけにいきません。生姜の入った小皿にお醤油とお酢を混ぜ、小籠包を箸で取り、小皿に浸して食べるしかありません。口の中にいきなりほおばって、お醤油とお酢を後から口の中に入れるという荒業も不可能ではないですが、ちょっと怖くてできません。
ただ、おいしいことは間違いないです。口福です。

スポンサーリンク


関連記事
台北のココイチがちょっと豪華な件
台北の西門町でフィレステーキを食べた話
台北で海鮮丼を食べた話

台北の永康街でマンゴーかき氷を食べた話

台北の永康街は日本人観光客もよく訪れる、有名な観光スポットです。いろいろなレストランが立ち並んでいますし、小籠包の有名なお店も何軒かあります。このエリアで特に有名なものに、マンゴーかき氷があります。何軒かマンゴーかき氷のお店がありますが、今回は一番有名な「思慕昔」に行きました。

210元払うとかなりでっかいマンゴーかき氷を出してくれます。練乳とかがかかっています。甘いものが好きな人や果物が好きな人には幸福を約束された場所と言えるような気がします。

日本人観光客も大勢このお店に来ていますが、韓国人観光客も大勢います。お店の人はぺちゃくちゃと好きなことを話しながら仕事をしています。中国語が分からないふりをしてやり過ごすのが一番です。

席がほぼ満席で、はて、どうしたものか…と途方に暮れそうになりましたが、韓国人観光客の一行の人たちが相席してくれたので座ることができました。韓国語は以前勉強しましたがだいたい忘れたので彼らが何を話しているかは全然分かりません。

とにかくマンゴーかき氷がでっかいので、普通は一つを数人で分け合って食べるみたいですが、私は一人で行ったので全部自分で食べなくてはいけません。上にのっているマンゴーアイスクリームもおいしいですし、氷の上のマンゴーもおいしいです。夏に持ってこいです。暑さが特別厳しい日だったので、ちょうどいいです。冬だと凍えて困るかも知れないですが、夏ならこれくらいの量でも全然いけます。かき氷なのでだいたい水だと思って食べればオーケーと思います。

近くに公園があるので、全部食べたらそこで休憩してまた歩くのもいいと思います。世界中から中国語を学びに学生が集まってくる師範大学国語中心が近いので、留学生の人でここまで食べにくる人も多いだろうなあと思います。



関連記事
台北のココイチがちょっと豪華な件
台北の西門町でフィレステーキを食べた話
台北で海鮮丼を食べた話

台北のココイチがちょっと豪華な件

ココイチは我々独身男性のミカタです。まあまあ安くて、おいしいです。しかも、何といってもはやいです。カウンターに座り、食べたいカレーを頼んだら目の前でさっと調理してくれて出してくれます。あれぞ独身の味。青春の味です。孤独のダンディズムを満喫するのにちょうどいいです。ココイチには心から感謝です。

しかし、台北のココイチはちょっと違います。店内が豪華です。ちょっとした高級レストランの雰囲気が漂います。制服を着たウエイトレスの女の人が席まで案内してくれます。カウンター席はありません。全てテーブルです。10パーセントのサービス料もチャージされます。食べたいカレーを頼むと辛さを選ぶことができます。「4辣」くらいを選ぶのが、辛いのが好きな人にはちょうどいいかも知れません。8辣くらいまであるので、挑戦したい人はどうぞお好みで、という感じかも知れません。台北のココイチは「COCO壱番屋」と表記されています(日本と同じっすね)。上の写真のお皿の上に微かにその文字が映っています。

今回頼んだのはビーフカレーです。アメリカ産の牛肉だそうですが、細かいことは気にしません。充分においしいです。漬物もテーブルに置いてあるので好きなだけ食べてオーケーです。

客層を見ると、あんまり独身風の人はいません。ましてや大学生一人暮らし風とかちょっと全然見かけません。高級なお店ですのでデートコースとしてココイチに来ている人もいるっぽいです。

カレーが出てくるまで20分から30分くらいかかります。ちょっと待たせ過ぎなのでは…と思わなくもないですが、台北ではココイチは高級店なのです。少しくらい客を待たせた方が値打ちがあっていいのです。値段は大体、日本円にして1000円前後。高め設定なので、客の回転を心配する必要は多分ありません。それでも客が入ってペイするのですから、凄いなあと思います。台北ではハンバーグはあまり見かけませんが、ここならハンバーグカレーも食べられます。



関連記事
台北の西門町でフィレステーキを食べた話
台北で海鮮丼を食べた話
台北の永康街でマンゴーかき氷を食べた話

台北の西門町でフィレステーキを食べた話

台北でおいしい洋食を見つけるのは東京に比べると簡単ではありません。中華料理がある種の完成の域に達してしまっているので、新しい外来のものを採り入れるのにさほど長けていないために洋食もおいしくないのではないかという説明をされたことがあります。谷崎潤一郎は和食では関西の方が東京のそれよりもおいしいと言えるものの、洋食に関して言えば東京の圧勝というようなことを書いていましたが、これも京・大阪の和風文化の完成度の高さによってある程度説明できることかも知れません。

とはいうものの、最近の台北では急速に洋食が普及し、ピザ、パスタ、ステーキなどなど洋食のおいしいものが沢山食べられるようになってきています。さはさりながら、経済発展著しい台北では物価がとにかく上がっていますので、飽くまでも「お金さえ払えば」の条件付きになってしまいます。とはいえ、経済発展のピークは打っていますので、東京のように安くておいしい洋食が普及する日も遠くはないかも知れません。

今回行った台北の西門町にあるmcafeは、だいぶ古い洋食屋さんで、ステーキがおいしいです。パスタやラザニア、ポタージュスープなどは、まだ、ちょっと今一つ…なのですが、ステーキに関してはそんなことはありません。充分に、ばしっとおいしいです。上の写真はフィレステーキです。繰り返しますがおいしいです。

最初に出て来たパンは不思議なビネガーにつけて食べます。これはおいしいともおいしくないともなんとも言えない不思議な感じです。

パン
最初に出て来たパン。ビネガーにつけて食べます

次に出て来たサラダは下の方にスイカが入っていて、「おっなんじゃこりゃっ」となります。果物が好きな人にとっては、むしろいいのではないかと思います。台湾はさすが南国で、果物がすぐに育ちます。台湾の名産はなんと言っても果物でしょう。

サラダ
下の方にスイカが入っている

で、最後にステーキを食べたのですが、味がしっかりしていて、東京で食べられるものにひけをとりません。お値段も他の台北のステーキのお店よりは安いと思いますので、コスパのいい、満足度の高いお店と思います。

台北にはもっと安いステーキのお店もありますが、お店の人がこわかったりするのであんまり行きたくないです。




関連記事
台北で海鮮丼を食べた話
台北のココイチがちょっと豪華な件
台北の永康街でマンゴーかき氷を食べた話

台北で海鮮丼を食べた話

台湾は海に囲まれた島国ですから、漁業が盛んです。では、お魚がおいしいかというと、必ずしもそういうわけでもありません。以前、香港で食べたお寿司はおいしかったですし、パリで食べたお寿司もなかなかいけました。台北のように水産資源に恵まれているはずの土地でどうしてあんまりおいしくないのかという疑問が常にあるのですが、ここからは私の想像ですけれど、流通経路的にいいお魚は築地へまっしぐらという仕組みになっているのかも知れません。香港のお寿司がおいしいのも、そういう流通経路が確立されているのだろうと私は想像しています。

それはそうとして、それでも最近は台北で食べられる海鮮ものの味は格段に向上しています。いわゆる四小龍と呼ばれるエリアの中で発展があまりぱっとしなかった時期の長かった台北ですが、鴻海がシャープを買収したことでも分かるように、今や飛ぶ鳥を落とす勢いと言っていいところまで来ています。おそらく、台北市内の一般的な家庭の生活水準は日本のそれと同じか、場合によってはちょっと高いということもあり得ます。購買力平価は何年も前に日本よりも高くなっていますが、購買力平価そのものが経済力を知る上で有効な指標とも言いにくいので、それはさておきます。いずれにせよ、中国の経済発展に伴い、台北も飛躍的な発展を遂げ、消費者の求めるものの質が向上し、最近ではいい海鮮を出さないとお客が納得してくれません。というわけで、近年はお金さえ払えばいいお魚を食べることができます。

今回行った海鮮のお店はまあまあ安めな感じですが、そのわりにはわりかし豪華。サーモンもホタテも入っていて充分においしいです。酢飯なので夏の暑い日にはさっぱりと夏らしく楽しむことができます。日本人の我々にとってなじみがないのは、丼の上にのっている黄色いお刺身です。これはなんでもニシンなのだそうです。この写真で言えば奥の方、サーモンの隣にあるお刺身です。子持ちのニシンが人気があります。日本でニシンと言えばニシンそばぐらいでしか食べたことがないので、まさかニシンが黄色いとは想像もしていませんでしたが、食べてみると数の子みたいでコリコリしていておいしいです。



関連記事
台北の西門町でフィレステーキを食べた話
台北のココイチがちょっと豪華な件
台北の永康街でマンゴーかき氷を食べた話

『天や』築地店がなんとなく雅な件

スポンサーリンク



『天や』は私たちの味方です。おいしくて、安いです。消費税が上がっても値上げせずに天丼を提供してくれています。感謝以外の言葉がありません。

『天や』は安い、というイメージがありますから、店舗もそれなりというイメージが強いですが、築地店はなんとなく雅です。本部の意向なのか、店長さんの意向なのか、その辺りのことは私にはさっぱり分かりませんが、なんとなく雅なんです。

お店の中の雰囲気が明るいです。あと、多分カウンターの板がちょっと豪華です。カウンターの板だけかも知れません。でも、それだけで何となくパーッと明るくなった感じがする、いいものを食べに来た気がする、贅沢な気分になれる、貴重な場所です。

安くておいしい天丼を食べて、なんとなく豪華な気分になれるわけですから、ただただ感謝という言葉しかありません。築地四丁目の交差点に近く、近くには築地本願寺があります。大きなお寺です。江戸時代に創建されましたが、明暦の大火や関東大震災に伴う火災で二度焼失し、現在の伽藍は1930年代に作られたものだそうです。インド!という感じの建築で、築地本願寺に足を踏み入れるとなんとなく気持ちが引き締まります。作法通りにご参拝しなくてはいけないという心境になります。

築地本願寺
大きなインド風の伽藍の築地本願寺

築地本願寺の行き返りに立ち寄るもよし、すぐそこの築地市場でいろいろ楽しんで最後のしめに天やの天丼を楽しむもよし、築地エリアにちょっとしたアクセントをつけてくれる嬉しいお店です。

スポンサーリンク


関連記事
上北沢の鳥しんで鳥釜めしを食べると幸福な気持ちになれる件
用賀のデリ「イーチーズ」が素晴らしい件
三軒茶屋の「炭火焼肉ごろう」がおいしかった件

明大前駅構内高幡そばのコロッケそばが素晴らしい件

明大前駅構内はちょっとしたパラダイスです。スープストックがあります。カレー屋さんがあります。あんドーナツを売っているパン屋さんがあります。そして、コロッケそばがおいしい高幡そばがあります。

コロッケをくずしつつおそばを食べるとコロッケにおつゆに染みてゆき、やがてコロッケがはらっとほどけて濃い味の和風ジャガイモスープになります。ああ、いい感じにコロッケが溶けてきたなあと愛しい目でコロッケを眺めつつ、おそばを啜ります。おいしいです。

コロッケそばは、きつねそばなどに比べるとそこまで浸透しているわけではないです。ましてや「おいしい」コロッケそばを出してくれるお店はそんなに多くはないと思います。しかも、多くの場合、コロッケそばを食べると、コロッケを揚げた油がじゅわーっと浮いてきてちょっと残念ながらべとべと感、ぎとぎと感がみなぎってしまいます。

高幡そばの場合、そういうことはありません。オーブンでコロッケを作っているので、油がべとっと浮いてくることはないらしいです。ポスターにそう書いてあっただけなので、お店の人にインタビューしたわけではありません。そんな度胸はありません。ただ、確かに、高幡そばのコロッケそばでは油が浮いてくるということはありません。さくっとしていて気持ちいいです。

明大前駅を通りかかる時は敢えて一旦下車してでも高幡そばに立ち寄らせていただき、コロッケそばを食べることもあります。駅の外に出るわけではないので電車賃の心配をする必要はありません。高幡そばには本当に感謝しています。あんなにおいしいコロッケそばを出してくださって、めっちゃありがたいです。

そばを食べた後はあんドーナツを食べるもよし。文明堂のカステラを買って帰ってもよし。明大前駅、最強です。



関連記事
三軒茶屋のそば屋さん「かしわや」さんを個人的に愛している件
下高井戸のラーメン大に行った話
下高井戸で甘美なひと時を過ごした件

つばめグリルでつばめハンバーグを食べた話

東京を中心に店舗展開しているつばめグリルは、まさにザ・洋食。ハンバーグのおいしいお店としてよく知られていると思います。

1930年創業と歴史も古く、それこそ谷崎潤一郎が東京と大阪の料理の違いについて書いていたころから存在していた由緒あるお店だと私は理解しています。

つばめグリルに行けばなんといってもハンバーグです。ハンバーグセットです。セットにはパンかライスが付きますが、個人的にはやっぱりライス。肉とライスの組み合わせは感涙もののおいしさです。味はまさしくザ・洋食。日本でしか食べられない、子どものころに家族で食べたあの洋食の味です。存在してくれていて本当にありがたいです。

焼いたじゃがいもが一個まるまるついているのに感動します。いろいろな種類のハンバーグがありますが、個人的に一押しなのは、ホイルで焼いたつばめハンバーグです。熱でパンパンに膨らんだホイルをナイフで切ると、ハンバーグが登場します。ああ、久しぶり。また来たよ。とハンバーグに微笑みかけたくなります。変な人だと思われたくないので本当に微笑みかけることはありません。一人で黙々と食べます。

ホイルを切るとぼわーっと湯気が出てくるところもたまりません。感動的です。

つばめグリル
つばめグリルのハンバーグからぼわっと湯気が立ち上っている様子

池波正太郎さんの『散歩の時何か食べたくなって』なら、お店の人にインタビューして人生物語を書いていくことになるのですが、私には度胸がないので、そんなことはできません。黙々と食べ、少し他のお客さんの様子を観察したり、お店で働いている人の様子を観察したりします。観察しても特にそんなに凄い感想や発見はありませんが、いろいろなところで人を見るのが楽しいですし、そういうのが好きです。最後はハンバーグとハンバーグを作ってくれた人に心の中で感謝の言葉を述べ、お水をたっぷり飲んだらさっと立ち上がってお会計のレジへと向かいます。

渋谷のつばめグリルに行った時は、そのまま信州屋さんに行くこともあります。食いしん坊も考え物です。安くておいしい地味ながら幸福な個人的な渋谷グルメコースです。

つばめグリルが渋谷と二子玉川にあることは知っていますが、他にもたくさん店舗があるみたいです。私が気づいていないだけです。




関連記事
スープストックで東京ボルシチを食べた話
渋谷のタコベルはアメリカの味がする件
用賀のデリ「イーチーズ」が素晴らしい件