台北駅裏のデパートでとんかつを食べた話

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台北駅の裏にはどでかいデパートがあります。地方へ行くバスのターミナルも隣接しているので、やたらにでかい建物に見えます。デパートですから、服とかいろいろ売っていて、東急ハンズもありますが、上の方の階にはレストランがいろいろ入っています。更にその上の階には映画館があります。

今回はレストランの階で『あんず』というとんかつのお店に入りました。やっぱりなんだかんだ言って日本人の私にとっては和食がベストです。バンコクに行った時も『あんず』に入った記憶があります。アジアの各地で店舗展開していらっしゃるみたいです。

サラダとご飯はおかわり自由で、ご飯は白米と紫のお米から選ぶことができます。今回は白米を選びましたが、紫のお米というのはおそらく日本で時々見かける古代米の黒米のことを指しているのではないかと思います。お味噌汁のおかわりは10元追加料金がかかります。サービス料も10パーセントかかりますが、お店の人の愛想が良くてマジメに仕事をしているので、おかわりとか安心して頼めます。お店で安心して食事をするためには、10パーセントは払わなければならない、それがこの国の掟だと私はつくづく思い知らされています。

とんかつは美味しいです。今回は大きめのを頼んだのでボリュームもあります。バンコクで食べた時もボリュームがありましたから、『あんず』はボリュームが売りなのかも知れません。ありがとう、あんず。美味しくて、感じが良くて、ボリュームがあって、心から感謝です。お茶のおかわりがなかなかもらえませんでしたが、お店の人が忙しい時間帯でしたし、働いている人の感じがよかったので、悪い印象にはなりませんでした。

台北には『知多家』というとんかつチェーンも入っています。このお店もおいしいです。このお店の場合はスイーツが素晴らしいです。

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台北郊外の淡水エリアはちょっと奥まで歩いた方がおもしろいという話

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台北郊外の淡水エリアは、台北市を突っ切る淡水河の河口エリアになります。海水と淡水の混じり合う場所で、風通しもよくて気持ちよく、日本で言えば湘南、藤沢みたいな感じのところです。台北のウオーターフロントです。景観もいいです。

淡水駅は台北のMRTの終点の駅ですが、その日、駅を降りるととてつもない人の数にちょっと驚いてしまいます。台湾人の人がよく訪れる観光地ですし、日曜日だから当たり前と言えば当たり前です。

暑さに耐えながらてくてく歩き、お腹がすいたので食事ができそうなお店に入り、「やっぱ天気のいい休日はビールでしょう」と思って、ビールとポテトフライ、オニオンリングフライをお店の人に頼みました。お料理が出てくるのがとても遅くて、全くおいしくなくてちょっとがっくりしました。ビールのおかわりを頼みたかったのですが、お店の人が相手にしてくれないので、おかわりを頼むのも一苦労です。目もろくに合わせてくれません。お店の人は隣の白人のおじさんにはニコニコです。屈辱感に打ちのめされます。「こ…これって人種差別?いや、きっと自分に問題があるんだ…」などと解決しない無限の思考ループにはまってしまいます。

お店の人は冷たかったが、ビールは冷えていなかった
お店の人は冷たかったが、ビールは冷えていなかった

しかし、せっかく来たのですから、気を取り直して散策再開です。韓国人の観光客が多いです。てくてくもっと駅から離れた奥の方に歩いていくと、感じの良さそうなカフェが沢山あります。もうカフェの立ち並ぶエリアのちょっと前にあったスターバックスでコーヒーを飲んでしまったので、もう一回コーヒーを飲みたいと思いません。「次に来ることがあれば、このエリアに立ち寄ろう」と私はリベンジを誓ったのでした。どうも私がさっき入ったお店は一見の観光客相手の、「はずれ」なお店だったのかも知れません。

台北はコーヒーのお店がとても多いです。台湾の人はかなりのコーヒー好きです。『去年マリエンバートで』というフランス映画のタイトルをそのままお店の名前にしているところもあって、お店の看板には『去年マリエンバートで』と北京語で書いてあります。多分、いろいろこだわっているお店なのだろうなあと思います。

『去年マリエンバートで』と北京語で書かれたカフェの看板
『去年マリエンバートで』と北京語で書かれたカフェの看板

更にその先まで歩くと旧イギリス領事館があります。過去の領事裁判権などについての解説があって、いろいろ勉強になります。19世紀な感じのする、日本で言えばグラバー邸みたいな感じのところですが、1971年まで領事館として使われていたというのでちょっとびっくりです。

旧イギリス領事官の外観
旧イギリス領事官の外観

旧イギリス領事官の中の様子
旧イギリス領事官の中の様子
旧イギリス領事官から見える淡水河の景観
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台北の「海鮮快炒」に行った話

台北市内には「海鮮快炒」と称する居酒屋さんが沢山あります。メニューにはお刺身の他、揚げ物、煮物、蒸し物などがあって、いろいろ自分の好きなものを選んで注文するこができます。お店の入り口に獲れたてのお魚が並んでいて、そこから自分で選ぶこともできます。「この魚を揚げてくれ」とか言ってお店の人に頼みます。ですが、そういう場合はメニューに書いてある定番の料理より高いことが多いので、ちょっと不安になります。

置いてあるお酒はだいたいビールです。今回は西門町の海鮮快炒に行きましたが、その店では日本酒もありました。外国だと日本酒は高いので、今回は最後までビールで通しました。ビールのふたは自分で栓抜きを使って開けます。お刺身には子持ちのニシンもあります。日本では見たことのない鮮やかな黄色い切り身です。台北で海鮮丼を食べたときにも入っていましたから、台北の人にとっては子持ちのニシンは多分定番なんだと思います。

バドガールみたいな女の人が客のテーブルの間を言ってり来たリしています。特定の銘柄のビールを売るのが仕事です。制服にバドワイザーと書いてあればバドワイザーを売る人です。その他、台湾ビールとかブルーガールビールとか、いろいろなパターンがあります。そういう人に自分の売っているビールを飲んでくれと頼まれると、邪険にするだけの勇気がありませんので、ついつい「じゃ、それ一本ください」と言ってしまいます。とても愛想よくしてくれますので、「ま、いっか」と思います。愛想がいいって本当に大切です。台北では愛想してもらえることもありますが、お店の人に邪険にされることも多いです。そういうのはやっぱり傷つきます。自分も普段の生活で無意識に邪険にしていることもあるかも知れません。邪険にされたら、他人の行いを見て、自分の行いを省みるようにしたいです(そういう学びがあるとか思わないと心境の整理に苦労します)。

うーむ、どうも私は邪険にされるかどうかをちょっと気にしすぎるようです…。


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台北の魔法カレーは、ご飯とルーの追加が無限にできます。味もいいです。辛さは大中小から選ぶことができますし、甘口が好きな人の場合は全く辛くない甘いカレーを頼むこともできます。中辛や大辛を頼むと、いかにも辛そうな赤い液体がルーに加えられているのが分かります。辛いのが好きな人にとってはテンションがあがります。

お店の人の感じもいいです。サービス料10パーセント払うので、その分、やっぱり愛想がいいです。うーん、お金で愛想を買うってどうかなあ…と思いますが、多少お金が上積みされることでお店の人の感じがよくなるなら、それでもいいかなあとも思います。というか、台北でサービス料を払わなくていいお店はその分安くていいですが、果たしてどんな扱いをされるのかと不安になります。目もろくに合わせてくれないお店の人が普通にいたりしますので、「そんなものさ、そんなものだよ」と心の中で自分を慰めつつ、やっぱり、正直に言うと傷つきます。自分に問題があるのかも知れないと悩みます。

北京語がネイティブと同じというわけにはいかないので、外国人だとお店の人にはすぐにばれます。日本人だと見抜かれると途端に愛想が良くなります。それはそれでどうなんだろうかと思います。香港人とか韓国人だと思われると、突然、冷たい対応になります。日に焼けている時は多分もうちょっと遠い国の人に見えるようで、それはもう、人間として見られていないと感じます。「なんでお前みたいな国の人間がこの店に来てるんだ」というのがお店の人の顔に出ています。傷つきます。それで最後はお金を払うのですから、心境の整理に少し時間が必要になります。フランスに行ってもパリからちょっと離れれば東洋人に対しては胡散臭そうな目を向ける人もいるので、どの国にもそういうものがあるのかも知れません。それがこの国の掟だと、受け入れるしかないかも知れません。日本でも実はいろいろあるのに、自分が日本人だから気づいていないという可能性も否定できません。他人のふりを見て我が身を省みる機会にしたいと思います。



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台北の杭州小籠湯包へ行った話

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中正記念堂の裏に杭州小籠湯包というお店があります。台湾では国民党が遷ってくる時に中国大陸の各地の人が一緒にわたってきたので、中国各地の郷土料理のお店があります。多分、このお店は杭州から来た人が創業したのだろうと思います。

お店の人はちょっといかついですが、親切で丁寧で感じがいいです。小籠包と鶏スープを頼みましたが、お料理が出てくるのも速くて、アツアツです。「アツアツ」という点では鼎泰豊より勝っているという気がします。日本人の観光客が多いです。味の方ですが、私は台北のどこで小籠包を食べても味が同じように思えます。もっと舌のいい人には違いが分かるかも知れないのですが、私には違いが分かりません。

以前、韓国を旅行した時に、安いお店で食べた豆腐チゲがおいしくて、高級店に行ったら味が同じだったことがあり、そのことを韓国人の友人に話したら「味は同じ。高いお店は内装とかサービスがいいという部分でお金をとっている」と言われたので、台北の小籠包もそういうことではないかなあと思います。値段は鼎泰豊より安く、しかもこのお店ではサービス料は払う必要がありません。個人的な印象はとてもいいです。トータルな費用にはわりと差が出るように思います。

体力に自信があれば、マンゴーかき氷のお店がある永康街まで歩いていくことができます。道を歩いている人に最寄りの地下鉄までの道を教えてもらっててくてく歩いたら、永康街の最寄り駅に着いたので、そんなに遠くないです。でも真夏だと結構大変です。

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台北の中正記念堂に行った話

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とにかくでかいです。夏に行ったら暑いです。入り口から本命の建物に辿り着くまでやたら時間がかかります。大きな大きな石畳の庭園をこえて本命のでっかい建物の中に蒋介石の巨大な銅像があります。蒋介石のお墓ではありません。それは別の場所にあって、この場所は蒋介石氏の業績を称えることを目的としています。

中正記念堂
中正記念堂のメインの建物。辿り着くまでが長い。

陳水扁政権時代に入り口の門に書かれていた『中正記念堂』という文字は『自由広場』に変えられています。しかし、地下鉄の駅名は「中正記念堂」です。本命の建物には「中正記念堂」の看板がかかっています。この辺り、複雑な事情があって外国人が軽々にどうこう言えません。美形で背が高い衛兵が立っているので、衛兵を見るために来ている人も多いです。韓国人観光客が多かったです。

「中正」は蒋介石の号です。中正先生と言ったら蒋介石のことを指しています。ついでに言うと孫文の号は「中山」です。孫中山とか中山先生とか言ったら孫文のことを指しています。

観光客が大勢来ています。台北観光のメインです。上の方には巨大な像があり、階下では蒋介石の人生や業績が紹介されています。佐藤栄作と会談している写真とか、宋美齢と一緒の写真とかが展示されています。蒋介石はキリスト教徒で日本に留学経験があって、宋美齢に対してはレディファーストで接する紳士の感じな写真が多く展示されています。再現された執務室や愛車も展示されています。蒋介石の演説動画もみれますが、北京語とはだいぶ違うので、何を言っているかは字幕を見ないとよく分かりません。

中正記念堂
蒋介石の巨大な像。背後には彼の政治の理想が書かれている。

広大な庭には国家音楽院と国家戯劇院があって、いろいろなイベントが行われます。

地理的には牯嶺街に近く、裏の方には杭州小籠湯包というお店があります。

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台湾映画・エドワードヤン監督『牯嶺街少年殺人事件』の牯嶺街に行った話

エドワードヤン監督の『牯嶺街少年殺人事件』は、台湾映画の中でも私が特に好きな作品です。エドワードヤン監督の先にエドワードヤン監督なく、エドワードヤン監督の後にエドワードヤン監督なしと思っています。

国民党が国共内戦で大陸を追われ、台湾に本体が移動してきたばかりのころ、大人たちは落ち込み、子どもたちに対する威厳も失っています。エーリッヒフロムの『自由からの逃走』の第一世界大戦後のドイツに状況が似ているかも知れません。または文革期に北京の大人たちが追放されたりして力をなくしていた状況とも似ているようにも思います。大人の言うことをきかない少年少女たちが徒党を組み、街を跋扈するようになります。50年代で、若い人はアメリカに憧れ、エルビスプレスリーの音楽を愛します。

中学生男の子が女の子と好きになった嫌いになった、みたいな話になるのですが、一緒に街を歩いている画面を観て「リア充め」と思います。ですが、最後は男の子が女の子を殺してしまうという衝撃的な展開を迎えます。その結末に至るまでの男の子と女の子の間の会話のやりとりがジュブナイル的でキラキラしていて、実はとても疲れる思春期の機微が描かれます。台詞のやりとりが10代らしい切実さに満ちています。切ないです。女の子がかわいいのでもっと切ないです。

私は画面の質感のようなものも好きです。やたらリアルでぐっとくる画面です。うまく説明できません。専門的な人ならフィルムや撮影技術によって説明できるかも知れません。

牯嶺街は地下鉄の中正記念堂駅から近いです。古い切手のコレクションのお店が沢山集まっています。郵政の本部が近いことも関係あるかも知れません。その他、古本屋さん、古銭屋さん、小劇場、カレー屋さんがあります。ディレッタントが好きな人が集まるエリアなのかも知れないです。カレー屋さんは日本人の方が経営されていますが、台湾人の好みに合わせてだいぶ甘口です。

映画は実際に起きた事件をモチーフにしています。私はVHSで見ましたが、DVDが出ていません。アメリカではブルーレイが出ているようです。とてもいい映画ですので、映画が好きな人は手段を講じて一度は観るべきと思います。私は「べき」とか「お薦め」とかはまずこのブログで書くことはないですが、この映画は本当にお薦めで、みるべきです。そう思います。




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台北101ビルの展望台にのぼった話

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台北101ビルの展望台に登るには500元かかります。横浜のランドマークタワーの展望台よりも高い金額なのでちょっと痛いですが、思い切って登ってみました。

台北市が文字通り一望でき、眺めがいいですが、盆地で山がちな地形なため、とにかく山、山、山です。横浜のランドマークタワーからですと海がさーっと開けて気分もいいですが、やっぱり山、山、山だとちょっと地味かなあとも思います。

横浜ランドマークタワーの展望台から撮った写真がこれです。視界がさあっと開けていて気持ちいいです。

横浜ランドマークタワーの展望台からの景色
横浜ランドマークタワーの展望台からの景色

とはいえ、中国文物は山水がメインです。古い中華世界の中心は長安で海から遠く、渭水を臨んで小粋を感じるというものですから、古い漢詩は山の自然の豊かさや美しさを通じて人の心のびやかさを表現することが多いです。なので、台北101ビルから山、山、山な景色になるのはそれはそれでいいのかも知れません。中華的美意識に適うものと思います。そうははいっても、台北は日本人が開発した街ですし、飛鳥、奈良、京都が海から多少の距離をとったところに位置するというのも、古い日本人が山がちな景色を愛したという点も考慮すると、山の景色は東洋的な美意識と合致すると理解することも可能なように思います。

台北101の展望台ではアイスクリームも売っていて、そこではコーヒーも売ってますので、わりとのんびり過ごせます。記念品も売っていますが、あんまりほしい記念品はありません。パーカーの割引券をもらったので、ちょっとパーカーを見てみましたが、生地もよかったので、あれはもしかすると買いかなあとも思います。

中世記念堂や国府記念館などの巨大な建物が本当に小さく見えますので、なるほど自分はかなり高いところに来たと実感できます。かつて台湾で一番高いビルだった新光三越もとても小さく見えます。昔、笑うセールスマンで臆病で使えない男が一週間ビルの屋上で過ごすと肝の据わったできる男に変身したというのを見たことがありますが、毎日のように101ビルの展望台に通えば、少しは大物の風格を出せるかもなどとも思います。

帰りは一階下まで階段を下りて、珊瑚や玉の売り場を通らないと帰れないように設計されています。珊瑚や玉には興味ないのですが、キャッツアイを売っていて、初めてキャッツアイを見たのは収穫だったと言えるかも知れません。古い中国の王宮では珊瑚を美術品として愛したという解説があり、日本の古い宮廷でも珊瑚を愛したとも解説されていました。珊瑚の何が良いのか私にはさっぱり分かりませんが、興味のある人はお土産に買って帰るのも悪くないかも知れません。

台北101ビルは世界一の高さを目指して建築され、上海の高いビルと競争になりましたが、ドバイにもっと高いのできてなんとなく世界一競争が沙汰止みになりました。世界一の高さではないにしても世界で何番目かの高いビルだということは確かだと思いますので、一度くらい登ってみるのも悪くないと思います。

景色としては圧倒されますので、地上に降りると空腹を感じます。帰りは地下一階のフードコートのあるエリアまでエレベーターが降りるように設計されています。よく考えられています。私もついつい地下一階の東京カレーで昼食にしました。

台北101ビル地下一階の東京カレーで食べたチキンカレー
台北101ビル地下一階の東京カレーで食べたチキンカレー

カレーはおいしかったです。同ビルの地下には鼎泰豊の支店もあります。

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台北駅前三越地下で丸亀うどんを食べた話

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台北駅前の三光三越は、101ビルができるまで、台北で一番高いビルとして認知されていました。ちなみに設計した人は同じ人で、その方は東京の台北代表処の設計もしていらっしゃいます。今はもうお亡くなりになっています。

で、その地下はなんせ三越の地下ですから、素敵な地下食エリア、夢のフードコートパラダイスになっています。そんな感じの場所が好きです。台北駅前三光三越の地下には丸亀うどんが入っています。台北市内の他のデパートの地下にも入っているかも知れないですが、ちょっとそこまで分かりません。発見したら報告します。食べたいうどんの種類(きつねとかたぬきとか)を頼んで、うどんを作ってもらった後にお金を払います。自分で好きな分量のネギ、生姜、天かす(揚げ玉と天かすはちょっと違うと個人的に思ひます。ここの場合は天かす)を入れることができます。

丸亀と言えば四国の主要な都市の一つです。四国と言えばうどんです。その丸亀うどんですから、もちろんめっちゃおいしいです。台北の麺はこしがあっておいしいお店が多いですが、丸亀うどんのこし、弾力、のど越しはちょっと他ではまねができないのではないかと思います。麺が太いです。この太さがいいのです。普通にリスペクトです。おだしもおいしいです。西日本風薄味です。外国でも丸亀うどんが食べられることにはありがたいという感謝の言葉しかありません。しかも安いです。

うどんは漢字で書くと饂飩になります。これを中国語で読むとワンタンになります。私はこれだけを根拠に、うどんとワンタンは同じルーツなのではないかと考えています。根拠は饂飩を中国語で読むとワンタンになるというただ一点だけです。

ワンタンは中国では北方の食べ物です。長江以南の暖かい土地ではお米が栽培できますが、北京かそれ以北のような極寒の地ではお米の栽培というのはそうはうまくはいきません。灌漑という意味でも中国大陸の北方は乾燥しているため、必ずしもお米の栽培に適していません。そのため、そば、雑穀、小麦系の栽培、水田ではなく畑で育つ穀類を使用することになります。小麦を粉にして水で溶かしてこねたものが麺と呼ばれます。細長い形状でなくても麺です。細長い場合は麺線と言います。それはともかく、ワンタンは極寒の地で暖かい水餃子などに使用するために生まれたものです。

それが日本に来てうどんになったということは、日本人のルーツはやっぱり北方騎馬民族ではなかろうかと想像できます。うどんを中国語でワンタンと読むということだけを根拠にしています。

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台北の大稲埕エリアを歩いた話

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台北の大稲埕エリアは淡水河を臨む場所で、日本時代から流通の要所として発展した地域です。下関条約後、基隆沖に停泊した横浜丸艦上での引き渡し式が終わった後、日本軍は淡水河を遡上し、一部はこのエリアから、また一部はもう少し南のエリアから上陸しているはずです。後に築かれたものだと思いますが上陸に適した埠頭もあり、いわば台北のウオーターフロントです。

流通の要としての性質上、問屋さんが多く集まって下町風の街並みを形成しています。また、最近ではレトロ風なブームが起きていて、ちょっとおしゃれなお店も集まるようにもなっています。日本で言えば日本橋と鎌倉とぎゅっと凝縮して、じゃりんこチエのテイストを加えたような雰囲気になっています。
P1000077

エリアの中心を形成するのが迪化街で、その中心には道教のお寺があります。縁結びに効果ありとのことで、私も一度ここの道教の神様にすがったことがありますが、特に効果はありませんでした(ため息…)。

迪化街の道教のお寺
縁結びのご利益があるという道教のお寺。個人的には効果はなかった…。

日本人観光客が多く、韓国人の観光客はあまりいませんでした。てくてく歩いて疲れたらカフェで休憩。そしてまたてくてく歩きます。使われていない建物がギャラリーになっていたりするので、芸術を勉強する人たちの集まる場所にもなっているようです。アイスクリームを売っているお店もあります。

迪化街のカフェ
休憩に入ったカフェで飲んだコーヒー。添えられたお菓子がおいしかったです。
迪化街のギャラリー
ギャラリーとしても使用される迪化街の古い建物

乾物の問屋さんが多く、朝鮮人参やキクラゲなどが売られます。漢方薬の老舗が立ち並ぶエリアとしても知られていますが、最近の漢方薬点は「科学濃縮」した漢方薬を売っているので、効果はいかほどかなんとも判じかねます。子どものころ、養命酒のCMで和漢の生薬が入っているから養命酒はいいんだ、みたいなことが刷り込まれているため、漢方はやっぱ生じゃなくちゃいけないという発想が私にはあり「科学濃縮」した漢方薬ってどうなのかなあと思います。そういう感じのものよりも漢方薬の原料になる朝鮮人参やクコの実、キクラゲあたりを買って帰って食べた方が効果はあるかも知れません。ぶっちゃけ、漢方は突き詰めると血行を良くするためのノウハウの集積なので、血行をよくすることだけ考えていたら結果的には医食同源で漢方はいらないくらいではないかと個人的には思っています。中華圏では足浴が健康に良いと信じている人が多いですが、日本人みたいに湯船に浸かる習慣があれば足浴しなくても別にいいと思います。個人的な見解です。

迪化街の朝鮮人参
乾物屋さんで売られている朝鮮人参。

大正時代に建てられた長老派の教会があり、今も教会として使用されています。瓦屋根で、修復する際には日本から瓦を取り寄せるのだそうです。

長老派の教会
長老派の教会。瓦屋根がいい。

台北には日本時代の建築もいろいろ残っています。個人的には旧日本領の建築物はレンガに特徴があるように思います。表現は悪いのですが、今にも朽ち果てそうな貧弱な感じのレンガを積み重ねてあるように思います。上海の旧租界を歩いた時に、旧イギリス租界や旧フランス租界は石造りの堂々とした建物が立ち並ぶのに対し、旧日本租界に入った途端に貧弱なレンガ造りになっていました。天津に行った時も同じく、旧日本租界エリアの建物は小さいレンガを積んであるという感じです。溥儀の旧宅が旧日本疎開にあり、行ってみましたが建物が今にも崩れそうなだけでなく、周辺にいる人の感じも怖かったのでおずおずと退散しました。台北の古い洋風建物もそんな感じです。

レンガ造りの建物が多い。この柱は当時を再現した新しいものと思われ。
レンガ造りの建物が多い。この柱は当時を再現した新しいものと思われ。

それはともかく、台北の大稲埕エリアは台湾の近代を感じるにはちょうどいいエリアと思います。

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