全人類が突然あと一年で死滅するとわかったら、人類はどのような行動に出ると思いますか?

「全人類が突然あと一年で死滅するとわかったら、人類はどのような行動に出ると思いますか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

『渚にて』というSF小説では、放射能汚染により人類が次第に死に絶える中、最後に残ったオーストラリアの人々が静かに滅びの日を待ちます。もちろん、そうではない、不心得な人がいることも示唆されますが、主たる登場人物が最後の瞬間まで文明人として自律的・倫理的な振る舞いを保ちます。私もそうありたいと思いますし、本当に死滅すると分かると何に手を付けていいのかもわからなくなってしまいますから、多くの人もそんな感じになるのではないでしょうか。



何故いまだに新聞(デジタル版ではなく家に届けられる紙の新聞)は生き残っているのでしょう?朝刊を読んでいる時点で、すでにアップデートされた最新情報をインターネットで見られるというのに。

「何故いまだに新聞(デジタル版ではなく家に届けられる紙の新聞)は生き残っているのでしょう?朝刊を読んでいる時点で、すでにアップデートされた最新情報をインターネットで見られるというのに。」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

敢えて言うとですね、新聞には資料的価値があります。インターネットで読めるニュースはサイトの運営者の独自の判断で一方的に削除することが可能です。しかし、新聞紙の場合、何十万部、何百万部と印刷されて各地に送られるわけですから、削除すればいいやというわけにいかない。誰が必ず保存していて、論争になるようなことがあれば、証拠として持ち出してくるかも知れない。縮刷版が発行されれるのも資料的価値があると判断しているからですね。新聞記者もネットで如何に速報が出せると言っても、はやり紙に記事が掲載されることの重みみたいなのを感じているはずなんですよね。新聞の印刷は新聞法によって規定された、公的業務みたいな感じになりますから。



転職活動は自力でするか、エージェントを使ってするかどちらの方が良いですか?年収にも差が出てきますか?

「転職活動は自力でするか、エージェントを使ってするかどちらの方が良いですか?年収にも差が出てきますか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

エージェントを使って転職した人から聞いたのですが、どうもエージェントの質によって随分と違うようです。エージェントの多くがあまり条件の良くない、将来性のようなものもあまり見えない職種・職場に送り込んでいっちょあがりになるので、自分で探しが方がいいみたいなことらしいです。ただし、時々、目利きみたいなエージェントがいて、そういう人とコネクションがあると、普通では出会えないようなおもしろい経験ができる職場・職種を紹介してもらえることもあるということでした。その人は後者のケースで、シンクタンクに入っています。結局のところ、そういったコネクションは自分に価値がないと作れないでしょうから、転職するにせよ、しないにせよ、エージェントを使うにせよ、使わないにせよ、自分の市場価値を高める努力をしていれば、いずれ報われるのではないでしょうか。



ハイパーインフレの悲惨さがピンとこないので、教えてもらえませんか?

「ハイパーインフレの悲惨さがピンとこないので、教えてもらえませんか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

ハイパーインフレが起きたところで給与も同じようにインフレすれば、別にそこまで悲惨ではありません。敢えて言えば先に物価が上がってから給与があがるとすれば、ほんの数週間、生活が厳しくなるだけです。しかしながら、コツコツと貯金していた人は人生最悪の思いをすることになります。何年も、何十年も貯金した一億円が明日の夕食代と同じになるからです。お金の価値がなくなるので、もしそういう事態が起きそうになった時に、事前に察知して金とかに変えちゃうのがいいでしょうね。



経験が無い又は少ないのに、あたかもそれの上級専門家のように振る舞えるメンタリティてどんな感じなんですか?経営学者や経営コンサルとか、証券販売他、素人の自覚もあるものですか?

「経験が無い又は少ないのに、あたかもそれの上級専門家のように振る舞えるメンタリティてどんな感じなんですか?経営学者や経営コンサルとか、証券販売他、素人の自覚もあるものですか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

私もそういう人、知ってますけど、そう人でも、コンサルとしての経験を積んでいきますので、お客の満足度を上げていけるようにはなるんだなあという印象です。逆に専門家・経験者でも、お客の満足度を上げられない人もいます。私も一応、コンサルをお引き受けする時があって、経験者・専門家として自信を持てる分野でやってるんですが、コンサルとしてのお客の満足度を上げるスキルは別に必要なものなのだなと、その都度、痛感します。



歴史を学ぶのが苦手な子供が歴史好きになる良い方法はありますか?

「歴史を学ぶのが苦手な子供が歴史好きになる良い方法はありますか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

私が姪と話し合った経験からすると、歴史が苦手な子は年号を覚えるのが辛いようなのです。で、年号って一番後回しでいいので、もったいなあと感じました。ストーリーを覚えるとわかりやすいし、おもしろいと思うんですね。たとえば「信長は性格が悪かったので明智光秀は殺したいほど憎んだから、本能寺の変が起きた」であれば、普通に人間関係のストーリーとして覚えられます。他にも「頼朝は父親があれな人だったので島流しにされたが、現地でナンパした女の子の実家が助けてくれたので平家に勝てた」でもストーリーとして覚えるのであれば、勉強でもなんでもない、映画の断片みたいなものですから、理解しやすいと思うんですね。そういう感じのとっかかりをたくさん与えてあげれば、歴史を好きになるんじゃないでしょうか。ぶっちゃけ年号なんて覚えなくても大丈夫で、ストーリーが頭の中に入っていれば、穴埋め問題でも文の前後関係から答えを導き出すことは充分可能です。



日本人の男は生涯賃金の1/3を家と保険に費やし、イタリア人の男は女性と洋服に費やすそうです。もちろん誇張ですが納得感があります。その他の国は、国民性として何にお金を使っているか、教えてくれませんか?

「日本人の男は生涯賃金の1/3を家と保険に費やし、イタリア人の男は女性と洋服に費やすそうです。もちろん誇張ですが納得感があります。その他の国は、国民性として何にお金を使っているか、教えてくれませんか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

しばらく考えましたが、アメリカですと教育費です。大学の学費がやたらと高いということもありますが、大学に入るまでの準備に非常にお金がかかります。日本ですと大学入試は筆記試験で高得点であればそれでよいので、ぶっちゃけがり勉すればそれでよく、私もがり勉しましたけれど、机にかじりついて問題集を解くだけですから安上がりです。しかしアメリカの場合は小中高での成績や課外活動、内申の総合点で決まります。要するに全員AO入試なのです。小中高とコンスタントによい成績を維持するためには子供のメンタルと身体の健康に注意を払い続けなければならないのはもちろんのこと、課外活動でいい結果を出してもらうために熱心にスポーツの練習をさせたり、芸術を学ばせたりしなくてはいけませんし、ボランティアにも参加する必要があって、そうすると親はボランティア団体に寄付を求められるという副作用も覚悟しなくてはいけません。リーダーにふさわしい人材に育ってもらわなければいけませんから、サマーキャンプとかボーイスカウトとか、次々とお金がかかるというわけです。そのため、アメリカではお父さんの生命保険は非常に重要視されています。お父さんは子供が生まれれば、もはや子供の教育費を稼ぐマシーンでしかありませんので「もし、あなたが死んだら、子供の教育費はどうなるのだ?」は日本以上にシビアな問題なのです。

あと、中華圏ですと投資に金融資産を注ぎ込みます。日本ではすっかり不動産神話が失われましたが、中華圏ではそれは健在であり、誰もが不動産オーナーになって左うちわの教養人生活を夢見ます。都会に親からもらった物件を持っている人は有利ですが、そうでない人はローンを組み、自分の住まない住宅を購入して家賃収入を得ようとします。しかし、ローンが高すぎることや、住宅はそもそも維持費がかかること、スカ物件が少なくなく、思い切って億の住宅を買ったのに違法建築がバレて物件の価値がなくなるというのもわりとよくあります。非常に恐ろしい魑魅魍魎が行き交う不動産の世界というわけですが、もうちょっと少額で投資したいという人は株をやることになります。ただし、株はよほど充分な資金を持っていなければ利益率は必ずしもよくないですし、ちゃんと勝ち続けるためには日々、相場の動向をチェックし、タイミングを逃さないトレードが必要です。しかし、どうしても「片手間で儲けるのが財テク」と思っている人が多く、そういう人はあまりうまく行きません。もちろん、日本と中華圏の人では投資をやっている人口が全然違いますので、投資でいい結果を出している人はぼろぼろいます。



効果的な告白に関する考察‐恋愛成就‐

私は就職面接に受かるための研究を随分とやってきた経験があるので、面接では何をどのように話せばいいかというある程度の公式のようなものは頭の中にあるつもりだし、更に臨機応変に面接者に対応していくだけの胆力みたいなものも、経験を積むことによって養うことができたと思っている。もうちょっと言うと、いつ、どのタイミングで殺し文句の〇〇を言う。この人にとっての殺し文句はこれなんだな。みたいなことまで頭の中で、臨機応変に組み立てていくこともできる。かなり自信がある。そういうわけで、これまで何人もの後輩や教え子に面接の手ほどきをし、多くの後続たちの願いを叶えて来た。就職相談のコンサル業でも始めようかと思うほどだ。

だが、しかしである。私は前々から悩んでいたのだが、恋愛でも、このような公式は存在するのではないだろうか。それが知りたい、どこにそれは書いてあるのか?との疑問が前々からあったのだが、果たしてその答えはいつになってもたどり着くことができず、悶々としていた。就職と恋愛の双方での成功についてソリューションを手にすることができれば、鬼に金棒、フランスパンにチーズ、浅草寺の背景にスカイツリー、梅干しにかつおぶしである。

で、最近になって、とある女性の教え子に、そのあたりのことを質問してみた。彼女はもう大学を卒業して就職もしているのだが、それゆえにお互いもはや立場を気にせず、開け広げに意見交換できる間柄になっており、私は楽な心境で、彼女に次のように質問することができたのだ。

「私はあなたが就職活動をするとき、徹底的にテクニックを伝授した。今度は君の番だ。私が就職テクニックを伝授したように、恋愛テクニックを教えてくれないか?」

すると、25歳某一流企業総合職の彼女は、次のように即答したのである。「一回きりのプロポーズだと思うのです」と。ふむ、それでは、分からぬ。一回きりのプロポーズはどのようにすれば良いのか?すると、彼女はこう言った。

「私がなぜ、あなたを好きになったのか、どうして交際したいと思うようになったのかを順序立てて説明するのです。そしてそれは時間軸の流れに沿うのが良いでしょう。たとえば、私は〇〇という場所であなたと出会いましたけれど、当初はあまり印象に残りませんでした。しかし、〇〇というできごとを一緒に経験したり、あなたが〇〇をしている姿を見かけたりしたとき、あなたには〇〇のような特徴があることに気づき、そのことに強い魅力を感じました。もし交際を受け入れていただけるのなら、大切にしますし、2人でいい思い出をたくさん作れるようにしていきましょう」

のように言うのである。とのことなのだ。〇〇はケースバイケースで必要な語彙を入れればよいだろう。これぞ最強の告白テンプレートである。長年学生の進路相談を受けてきたかいがあったというもので、私が長年謎に思っていたことが解消された一瞬であった。



金融業界志望の就活生です。日本経済に貢献したいと考えた理由はなんですかと聞かれたらどういう回答がありますでしょうか?

「金融業界志望の就活生です。日本経済に貢献したいと考えた理由はなんですかと聞かれたらどういう回答がありますでしょうか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

大所高所からものを言ってはダメです。少なくとも面接対策上、効果はありません。具体的に、経験的なことを話さなくてはいけません、そしてそれが人柄を表すものである必要があります。以下に例を述べます。

「私は、父が〇〇の会社を経営しています。父には経営について様々なことを教えられましたが、興味深かったのはリーマンショックの時に廃業の危機に追い込まれたのですが、銀行からの融資を受けることができたため、会社をどうにか盛り返すことができたのだということを聞かされたことでした。父の会社はリーマンブラザーズの破綻という金融危機によって潰れそうになったものの、銀行という別の金融機関によって救われたのです。金融が如何に個々人の生活に密接につながっているのかということを実感させられる内容でした。父の会社がつぶれていれば、私も果たして大学に進学できたかどうかも分かりませんから、銀行に救っていただいたことは、直接、私の人生にも関わっているのだと理解しました。ですから、私は、金融業にたずさわることを通じて人々の生活を救うことができれば、幸福だと思って居ります。これが私が日本経済に貢献したい理由です」

のように述べましょう。



コミュケーションに関わることです…どうすればいいですか?

「コミュケーションに関わることです…どうすればいいですか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

コミュニケーションのスキルを磨くか、コミュニケーション以外の部分でカバーして生きるかのどちらかになるとは思います。で、コミュニケーションスキルについては私も随分考えたんですけど、うまくなりません。限定的に「今日の午後のミーティングの時だけ、乗り切る」みたいなのだと、そこに集中して緊張感を保ち、なんとかできるでしょうけど、延々と人生が続くわけですし、友達と会う時に常に緊張してボロを出さないように気を付けて生きるというのも、それは本当に友人づきあいなのかという疑問もわいてきます。何が言いたいのかというと、コミュニケーションスキルについては諦めて吉であり、得意な分野を伸ばせば、それについて理解をしてくれる人も出てきますし、敬意を払ってくれる人にも出会えます。ですから、コミュニケーション以外の部分を得意分野でカバーすることで理解者を増やし、人間関係を大事にするのがベターかなと思います。