日本映画の最盛期は、昭和25年(1950)から昭和40年 (1965) 位までではないか、と思いますが、如何でしょうか?異論をお聞かせ下さい。 私もそれくらいなんじゃないかなあと思います。黒澤明、溝口健二、小津安二郎あたりの人たちが生き生きと仕事をしていた時代ってそれくらいですよね。 異論を入れるとすれば、もう少し後の時代になると大島渚とか北野武の時代になってくると思うのですけれど、仮に黒澤・溝口・小津と大島・北野に区分した場合、前者はある種の耽美的映像主義者たちで後者はエモいのを追求するロマン派的映像主義者のような気がします。で、やはり私は甘いので、後者の方が心に残ります。