「消費税を下げれば消費が増えて経済が改善する!」という主張をする人がいますが、そんなに単純なものではない気がします。本当にそうなのでしょうか?

消費税を下げた結果、企業が好機到来とばかりに値上げした場合、確かに消費者にとっては何の恩恵もありません。しかしながら、企業の利益が大きくなれば、それらの利益は働く人の給与や設備投資などに回るわけですので、行政が吸い上げて行くのとは意味合いが全く違うように思います。消費増税の結果の物価高は単なるコストプッシュインフレみたいなもので景気にいい影響はありませんが、企業が値上げして売り上げ・利益を大きくすることは、民間で回る資金が増えるということですから、景気の拡大にいい影響を及ぼすと私は思います。



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