痛い中年にならないようにする方法とは?

「痛い中年にならないようにする方法とは?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

若者と交流しようとしたり、若者に慕われる人気者のおじさんになろうとすると、痛い中年になると思います。若者はデフォでおじさんを警戒していますから、よほどうまくやらない限りは煙たがられます。さらに年上風にアドバイスしたら説教したと思われかねず、嫌われます。

ですから、その逆をやるべきです。

要するに黙って自分のやりたいことをするのです。旅行が好きなら黙って一人で行きましょう。読書が好きなら黙ってそうしましょう。なるべく若者が「こんなことをたっぷりやりたいなあ」と思いそうなことをやりましょう。ただし、ゲームやマンガ、パチスロ、カップ酒のようなチープなことはやめましょう。ファッションセンスはそれなりに注意し、デブらないようにがんばりましょう。

そうしていると、若者の方が勝手に「あのおじさんは普通のおじさんとは違うかも知れない。知識や経験が豊富で、もしかしたらアドバイスをくれるかも知れない。俺もあんな風に趣味のいい中年になれるだろうか」と思ってくれる場合があります。若者は知識と経験がないことがコンプレックスなので、そこを刺激される場合があるわけです。

常にそうなるというわけではなく、たまたま、そういうツボに入る若者が現れることがあるので、そういう若者が現れたら少し話す。話してやってもいいけど、俺は好きなことをやるのに忙しいからね。という姿勢を保つ。決して「ありがとう!僕、君としゃべりたかったんだ!話し相手になってくれて嬉しい!」などと言わない。そして深入りしない。

以上っすかねえ。ということは、痛くないおじさんになるためには、孤独に耐えられるようになるということですかね。



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