旧日本軍では組織内に「忠誠心競争」という病がはびこり、それによって命令が伝達されるたびに厳しく解釈され、そのしわ寄せが最末端の兵士を酷く苦しめたのではないでしょうか?

「旧日本軍では組織内に「忠誠心競争」という病がはびこり、それによって命令が伝達されるたびに厳しく解釈され、そのしわ寄せが最末端の兵士を酷く苦しめたのではないでしょうか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

ご質問を拝読させていただき、ちょっと違うかなと思いました。陸軍エリートの間では階級の低い者が高い者を抑え込んで軍の作戦行動を決めてしまうという下克上がトレンドになっていましたから、忠誠心競争というよりはマウントの取り合いであったと見るべきと思います。その結果、最末端の兵士は消耗品扱いされました。本当に酷い話だと思います。



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