日本人の男は生涯賃金の1/3を家と保険に費やし、イタリア人の男は女性と洋服に費やすそうです。もちろん誇張ですが納得感があります。その他の国は、国民性として何にお金を使っているか、教えてくれませんか?

「日本人の男は生涯賃金の1/3を家と保険に費やし、イタリア人の男は女性と洋服に費やすそうです。もちろん誇張ですが納得感があります。その他の国は、国民性として何にお金を使っているか、教えてくれませんか?」とのquoraでの質問に対する私の回答です。

しばらく考えましたが、アメリカですと教育費です。大学の学費がやたらと高いということもありますが、大学に入るまでの準備に非常にお金がかかります。日本ですと大学入試は筆記試験で高得点であればそれでよいので、ぶっちゃけがり勉すればそれでよく、私もがり勉しましたけれど、机にかじりついて問題集を解くだけですから安上がりです。しかしアメリカの場合は小中高での成績や課外活動、内申の総合点で決まります。要するに全員AO入試なのです。小中高とコンスタントによい成績を維持するためには子供のメンタルと身体の健康に注意を払い続けなければならないのはもちろんのこと、課外活動でいい結果を出してもらうために熱心にスポーツの練習をさせたり、芸術を学ばせたりしなくてはいけませんし、ボランティアにも参加する必要があって、そうすると親はボランティア団体に寄付を求められるという副作用も覚悟しなくてはいけません。リーダーにふさわしい人材に育ってもらわなければいけませんから、サマーキャンプとかボーイスカウトとか、次々とお金がかかるというわけです。そのため、アメリカではお父さんの生命保険は非常に重要視されています。お父さんは子供が生まれれば、もはや子供の教育費を稼ぐマシーンでしかありませんので「もし、あなたが死んだら、子供の教育費はどうなるのだ?」は日本以上にシビアな問題なのです。

あと、中華圏ですと投資に金融資産を注ぎ込みます。日本ではすっかり不動産神話が失われましたが、中華圏ではそれは健在であり、誰もが不動産オーナーになって左うちわの教養人生活を夢見ます。都会に親からもらった物件を持っている人は有利ですが、そうでない人はローンを組み、自分の住まない住宅を購入して家賃収入を得ようとします。しかし、ローンが高すぎることや、住宅はそもそも維持費がかかること、スカ物件が少なくなく、思い切って億の住宅を買ったのに違法建築がバレて物件の価値がなくなるというのもわりとよくあります。非常に恐ろしい魑魅魍魎が行き交う不動産の世界というわけですが、もうちょっと少額で投資したいという人は株をやることになります。ただし、株はよほど充分な資金を持っていなければ利益率は必ずしもよくないですし、ちゃんと勝ち続けるためには日々、相場の動向をチェックし、タイミングを逃さないトレードが必要です。しかし、どうしても「片手間で儲けるのが財テク」と思っている人が多く、そういう人はあまりうまく行きません。もちろん、日本と中華圏の人では投資をやっている人口が全然違いますので、投資でいい結果を出している人はぼろぼろいます。



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