大学院中退24歳でも人生巻き返しは出来ますか?メンタル系でやられ大学院を辞めてしまいましたが、人生設計が全く出来ません。何事にも興味が湧かなくなり焦燥感に駆られる毎日です。

「大学院中退24歳でも人生巻き返しは出来ますか?メンタル系でやられ大学院を辞めてしまいましたが、人生設計が全く出来ません。何事にも興味が湧かなくなり焦燥感に駆られる毎日です。」というquoraでの質問に対する私の回答です。

可能です。充分に可能です。以下に今後の指針となるであろうポイントを述べますので、ご参考にしてください。尚、私のご提案のうち、同意できない部分は、どうぞ積極的に無視なさってください。

1、精神的な回復のために休む期間が必要と思います。とにかくしばらくの間、たとえばコロナが終わるまでの間くらいの期間はだらっと休んで遊んでください。自然にやりたいと思うことが頭の中に宿るようになるまで、とにかく休んでください。必ずやるべきこと、やりたいこと、方向性が見えてきますから、焦らないでください。焦燥感に駆られるのはよく理解できますが、方向性が見えれば焦燥感も収まりますから安心してください。逆に、焦燥感が強い時期には何をやっても空振りしますから、何もやらないでください。

2、自分が何を求めているのか、自分の人生で何を達成したいのかをよく考えてください。

たとえば、勉強を極めたいだけなのなら、大学院に在学する必要はありません。或いは、学位がほしいということなのなら、諦めてはいけません。休憩の時期が終われば違う大学院を受けてください。今は大学院が学生不足で焦っています。まともにやれば合格するでしょうし、仮に不合格なら次の年にまた受けるとか、他の大学を試してみるとかしてみてください。

他にも、自分がやりたいこと成し遂げたいことは何かということを真剣に問い詰めてください。たとえばモテたいとか、お金がほしい、とか有名になりたい、みたいなことでも全く恥ずかしくありません。他人がどう思うかは気にせず、自分が真実に求めているものは何かを繰り返し、繰り返し、自問してください。そして、できれば紙に書き出してください。100個くらい書き出してください。

①大学教授になりたい

②有名人になりたい

③タワーマンションに住みたい

④芸能人の恋人がほしい

⑤社会貢献がしたい

などのようにです。100個も書き出すと、重複するものが出てきます。それはあなたが本当にやりたいことである可能性が高いです。

また、なぜそれらを成し遂げたいのかについて、真剣に考えてください。大学教授になりたいのは、ちやほやされたいだけなのであれば、大学教授になれなくとも有名人になるだけで達成できるかも知れません。或いは社会貢献を突き詰めて行い、マザーテレサ路線でちやほやされるという方向性もあり得ます。どれを選ぶかは、なぜそうしたいのかという理由によって違ってきますから、ここも書き出すなどして真剣に、できれば何回か繰り返しやってください。

③やりたいことのうち、どうしてもやりたいことを10個選んでください。

トップ10が実現されれば、それ以下のことはわりとどうでもよかったりします。また、どうでもいいことから実現していくと、心の中で本当に実現したいことがまだできていないということへの不満や焦りが生まれます。ですから、やりたいことの上位1割に集中し、まずをそれを実現することを目指します。下位のものは一旦忘れます。最下位のあたりのものは、ぶっちゃけ実現できなくてもどうでもよかったりしますから、思い切って切り捨てます。トップ10を実現すれば安心しますから、余力で下位の夢を実現すれば良いのです。

④どうすれば実現できるか、方法論を考えます。

たとえばやりたいことの第一位が大学教授になることであったら、やがては学位を獲らなくてはいけません。或いは特定の分野で突出した実績を残す必要があります。しかし、時間をかければそれらのことはわりとできるものです。どうしてもやりたいことなら、夢を切り捨てる必要はありません。やりたいこと第一位なのですから。実現可能性など無視してください。隣の家の人と仲良くなるかどうかのような簡単なことですら、確率論なのです。確率がゼロでない限り、諦めずに続けていれば、ある時実現するかも知れません。繰り返しますが、やりたいこと第一位なのですから、諦めてしまっては人生を後悔することになります。

このような感じで夢を実現するための方法論を、1つの夢につき100個くらい書き出します。

トップ1からトップ10まで、それぞれ方法論を100個づつ書き出した場合、必ず重複してきます。

⑤何を行動するかを決めます。

④で書き出した方法論の中で、やたらと重複していることがあった場合、あなたはそれを具体的な方法としてすでに検討を始めているか、或いは着手している可能性すらあります。では、それを追求してください。

或いは、書き出した方法論の中から、すぐにでもできそうなことに着手してください。大学教授になるのが夢なのであれば、博士号を獲るための方法論を書いた本を読むとか、アメリカの大学院に行くのが有利だと判断するとすれば、TOEFLで高得点と取るための勉強を始めるとか、とにかく眠くて物事を考えることができないのなら、寝るとか、そういった感じで、簡単にできそうなことをどんどんやってください。

やれば結果がでますから、その方法が有効な方法であるかどうかが分かります。どう修正すればいいかも見えてきます。

もしも、どれから手を付けていいか分からないという場合、方法論リストの上に書いてあるのから順番に試してみるのがいいでしょう。どれから手を付けていいか分からないと言うことは、どれから手を付けても同じだということです。あまり心配せず、上から順番にやっていきましょう。或いは手あたり次第にやっていってもいいです。犬も歩けば棒に当たるのです。

以上です。要するに、優先順位を決めて、できることをやるというわけです。

その際、精神的にまいっていると、自分でどうやって優先順位を決めていいかわからなくなったり、何ができることで、何がそうでないことなのかもわからなくなったりしてしまうので、書き出すことによってはっきりさせていくというわけです。

このやり方で行動していく場合、年齢や経歴は関係ありません。年齢や経歴はある種の条件にはなりますが、それは手元のポーカーのカードが良くないというだけなのであって、そこからスタートしてどうやって勝つかを考えれば良いというわけです。

ご納得いただければ幸いです。私は、行き詰まった時はこのようにしてブレイクスルーの方法論を編み出すということが何度かありました。



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