堀江貴文氏と西村ひろゆき氏は、実は仲良くないのですか?という質問への回答

「堀江貴文氏と西村ひろゆき氏は、実は仲良くないのですか?」との質問をQuoraで受けました。以下が私の回答です。

仲悪いと思いますよ。明らかに性格や価値観に違いがあります。

堀江さんの場合、九州から努力で這い上がって東大に入り、仲間と一緒に会社を作ったのに結局、逮捕され、仲間には裏切られ、刑務所行きという経験があります。コンプレックスとトラウマのかたまりみたいになっていて、それをたとえばお金とか名声とかで埋め合わせようとしているように見えます。人望がないことに劣等感を抱いているために、究極の人気投票と言える選挙に関心を持ち続け、出馬の機会を今もうかがっているように見えるのも、やはり心の中に苦しみを抱えているのだろうと思いますし、お顔を見ても、その苦悶が浮かび上がってきているように思えます。世間から今も悪人イメージを抱かれていることも悔しいことでしょう。自己嫌悪も相当なものでしょうね。私は堀江さんをディスってるのではなく、同情しているのです。

ひろゆきさんの場合、東京の庶民的なエリア出身という自分のプロフィールを気に入っている様子があって、要するに自分のことが好きなんだと思います。承認欲求も低いので、自分を追い詰めて変化しようとか、無理にでも努力をして這い上がろうとかというような気持ちがない。2ちゃんねるのような、悪意の書き込みやり放題な掲示板を思いつくって相当性格悪いと思いますし、結果、多額の損害賠償を踏み倒して海外生活というのも、やっぱり性格の悪さゆえのように思えます。ただし、自分のことをいい人だと思ってもらいたいという願望がないので、悪いやつだと言われても平気だし、モテたいとも特に思わないし、今は世界中どこにいてもネットとゲームさえあればいいので、パリで満足。俺、生まれながらの勝ち組感であふれています。私はひろゆきさんをディスっているのではなく、それで生きていけるひろゆきさんがうらやましくて仕方がないのです。しかし、私はひろゆきさんみたいに生きるには他人をうらやむという心理構造がある以上は無理というパラドックスに陥ってしまっているのです。

堀江さんのように血のにじむ努力で這い上がり他人から後ろ指を指されて勝ち組になった人は、ひろゆきさんのように思い付きで好きなことだけやって勝ち組に入っている人のことをやっかむのではないかと思います。私がひろゆきさんに対してやっかんでいるように。

ひろゆきさんは、そういう堀江さんの心の中を見通しているため、ついついいじりたくなってしまい、堀江さんは内心ではうらやましいひろゆきさんのいじりを表面的には受け入れていたんだと思います。でもやりすぎになってしまい堀江さんは我慢の限界に達したんでしょうね。ひろゆきさんは、堀江さんに嫌われたことは別にどうでもいいんだけれど、堀江さんのシンパに攻撃されるのが面倒なので、今は矛を収めているという感じではないでしょうか。



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