私の育毛に対する考え方

教養系ブログのhistoriajaponicaではあるが、禁煙を始めてから自分の生活のあるべき姿のようなものについて考えることが多くなったので、今回はその一環として、私の育毛努力について述べたい。男性諸氏で悩んでいる人の参考になれば幸いだ。

男性が髪が抜ける要因は大体、以下の4つに分かれる。1、遺伝 2、ホルモンのバランス 3、栄養失調 4、体に対するなんらかのダメージ。だ。そのため、以上4つを如何にうまくこなすかということと育毛は密接な関係があると私は考えているし、実際、それによって効果は得ている。
では以下にそれぞれの要因について詳しく述べ、対処法も述べたい。

まず1の遺伝だが、これだけはどうにもできないので山中教授のIPS細胞の研究が発展して我々を救ってくれる日を待つしかない。yahoo japanで山中教授の研究のための募金ができるので、これは長い目で見て自分の育毛のためだと思えば投資だとも言える。関心のある人は募金してもいいだろう。ことわっておくが私は山中教授とは面識すらないし、山中教授が儲かる儲からないかは私には関係がない。ただ、将来、IPS細胞による育毛技術を薄利多売してもらうためには、個々人の募金で山中教授を支えるのがベストなのではなかろうかと思う。小保方さんのSTAP細胞がこけてしまった以上、山中教授は我々の希望である。

で、2のホルモンのバランスについてだが、これはできることがいろいろある。簡単に言えば男性ホルモンをある程度抑えて、女性ホルモンをある程度取り入れるということなのだが、男性ホルモンを抑えるためにはアボダード、またはフィンペシアのような前立せんがん予防に効果があると言われている薬品を使うのは効果がある。私はこれらの薬品を使用するようになって抜け毛は大幅に改善された。長期の服用は副作用があるかも知れないし、個人輸入で手に入れているので、リスク管理は自分でやらなければならないし、これを読む人もそれについては自己責任ということになるのだが、私は育毛を優先したいので個人の判断でそうしている。女性ホルモンを取り入れるためには、大豆食品及び乳製品が効果的だ。有名な話だが大豆イソフラボンが女性ホルモンに似た働きをするので、大豆食品をよく食べることは効果があるとされている。私の場合は豆乳をよく飲むし、最近使い始めたプロテインもソイプロテインであるため、育毛という観点から言えば望ましい。実は牛乳も効果が期待できる。というのも、大豆イソフラボンが女性ホルモンに似た働きをするのに対し、牛乳は牛のお母さんのおっぱいなので女性ホルモンのエストロゲンそのものが含まれているからだ。牛乳の方が話が早いのではないかと思えるほどだ。好き嫌いもあるだろうから好きな方を選べばいいだろうし、その日の気分で飲み分けたり、混ぜて飲んだりしてもいいだろう。豆乳と牛乳は日常生活で普通に手に入る食品であるため手軽だし、育毛という目的以外でも健康にいいだろうから問題なく続けられるはずだ。

3の栄養失調だが、要するに頭皮にまで栄養が届かなければならないということだ。ミノキシジルの入った薬品を頭皮に塗布することは効果がある。血行が良くなり、頭髪が育ちやすくなるからだ。私の後輩がミノキシジルを使って実際に髪が濃くなっていくのをこの目で見てから私はミノキシジルに対する信仰をすら持つようになり、朝晩必ず塗布している。外側からだけではなく、内側からも栄養を頭皮に届けるための努力はできる。人間は腸で栄養を体に取り込む。そのため、腸をきれいに保つことが栄養を頭皮に届けるために重要な要素となる。腸をきれいにするために私の知る限り効果があると言われているのは食物繊維と発酵食品だ。便通が良くなり、腸がきれいになる。私はタバコを辞めて便秘で随分苦労したものの、今は克服しつつある。やや高いために敬遠していた最寄りのスーパーマーケットで売っているシーザーサラダを食べるようにしたら便通にいい効果を感じられるようになったのだ。当該のシーザーサラダはボウル一杯ほどあるので食事一回分くらいのボリュームがあり、ダイエットをしたい人にも向いている。ヨーグルトや納豆は、牛乳と大豆という育毛効果の期待できる食品であり、且つ発酵食品という優れものであるため大いにお薦めだ。いわゆる腸活、菌活というカテゴリーに入る話だが、腸の調子がいいと体調全体いいように感じられるので、心身ともに健やかになれると私は考えているし、栄養面でも育毛にいい効果がある。

4、体に対するなんらかのダメージと上に述べたが、これは例えば過労であったり過度なストレスであったり、睡眠不足、過度な飲酒、喫煙といったものを指す。過労やストレス、過度な飲酒は、私の実感でいうと体の内面が腫れるような、炎症を起こすような状態になりやすい。腸の粘膜も炎症を起こすので下痢になったりする。下痢の状態では栄養を取り入れることができないので、3の栄養失調の問題につながってしまう。睡眠を充分にとることができれば、眠っている間に成長ホルモンが分泌されて炎症を起こした部分が修復される。皮膚も同じであり、頭皮もまたしかりである。喫煙には鎮静作用があると私は考えているため、炎症があるときにある程度いい効果をもたらす可能性はあると思うが、喫煙すると血行が悪くなり、栄養を採っても栄養が届きにくいという懸念があるのもまた事実だ。社会的にも喫煙は悪習慣として忌避されているため、喫煙しないのがベストだと言えるだろう。日々牛乳と豆乳とヨーグルトと生野菜を食べ、よく眠り、酒とタバコをやらなければ理想である。魚と肉も食べるべきだが以上述べたことを実践して更に補助的に取り入れるものだと私は思っている。卵がいいらしいのだが、あまり卵を食べない方なので、これからは卵もよく食べるようにしてみたい。尚、頭皮を清潔に保つためによく洗髪するというのは必ずしも正しくない。頭皮がダメージを受けることになり、生えそうな髪が抜けるという避けるべき問題が生じる。私は後頭部で泡立ててそうっと前に泡をもってくるというやり方をしており、すすぐときはやや念入りにすすいでいる。

育毛生活を続けるとある程度ヴィーガン的であり、ある程度ミニマリスト的な生活を追求していくことになる。ミニマリストは金がかからないので、美意識を保ちながら生活費が安くなるというありがたい生活様式だと言える。私は余計なものを徹底して買わないのでミニマリスト的に生きていると思うが、今後は更に徹底したい。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください