FBIの結論。ヒラリーさんはメール問題で「白」

FBIがヒラリーさんのメール問題を再捜査するということで、大いに世間が騒がしくなりましたが、その結論はヒラリーさんは「白」であるということに落ち着いたようです。

民主党陣営からすれば、「白」のメール問題で引っ掻き回しやがってこのやろう!という心境と、白でよかった…という両方のものが渦巻いているのではないかと推量します。

仮にメール問題がはっきりしないままで投票日を迎えたとしても、ヒラリーさんが勝つとは思っていましたので、当初の予想に影響を与えるものですが、投票日の本当にぎりぎり直前になっての「白」宣言は、捜査担当者としても自分が劇場の一部になったような心境になり、脳内にいろいろなホルモン物質が分泌されているのではないかと思わなくもありません。

今回はFBIのコミー長官が議会に手紙を送るという形での結論の発表でしたが、「前みたいに記者会見しないのかよ。後ろ暗いところがあるから手紙でお茶を濁してるんだろ」と突っ込む人ももしかしたらいるかも知れません。

いずれにせよ、さすがに今後ヒラリーさんにメール問題で司直の手が伸びるということはなくなったと思います。これ、もう一回捜査、とかになったら捜査官の責任問題です。

しかしながら、クリントン財団についてはヒラリーさんはまだ爆弾を抱えていて、いわゆるclinton cashの捜査が進めば、そっちの方からという可能性はまだ残されています。そうは言っても私はその報道をFOX NEWSの配信でみましたが、他のところで騒いでいる様子も特にみられず、FOXの飛ばしネタであった可能性もぬぐい切れません。あまりにデリケートな問題ですので、このまま誰も触らず、語らずということになるのではないかなあとも思えます。

今日は月曜日ですが、いよいよ日本時間の水曜日の午前中から開票が始まり、正午ごろには大勢判明ということですので、長い選挙劇場がやっとこれで終わる、大団円、千秋楽がようやく来ると思うと、ちょっとほっとしなくもありません。
当面はアメリカ初の女性大統領ということで、世の中はその話題でにぎわうでしょうけれど、そっから先、何がどうなるかはゆっくりとお手並み拝見、先行きを見守るという感じになっていくと思います。

ああ、そうだ、政談好きの人たちの関心は次は衆議院の解散はいつかなぁということに移っていきますねえ。私も含んで。

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