三軒茶屋の世田谷線の改札から真っすぐ南に行ったところにある「いきなりステーキ」はがっつり肉が食べたいという時に大変魅力的なお店だなあと私は感心するというか唸るというか嬉しいなあと思うのです。
人生でがっつり肉が食べたいという時は時々あります。やっぱ肉ですよ。肉。なんだかんだ言ってもお肉は嬉しいです。200グラムからステーキを頼むことができます。アメリカのステーキハウス風で沖縄とかにもありそうな、「ステーキが食べたい!」という人のためのお店です。
結構、一人のお客さんも多く、私の斜め後ろのお客さんが400グラムのステーキを頼んでいて私は心の中で「おー、すげー、やるなー」と驚いていましたが、そういう人にぴったりです。鉄板の上でじゅーっいう感じで湯気を立てているステーキ様が誘惑的です。
余計なことはいらないからとにかく肉をくれ。肉を。という人向けです。気取らず、でも雰囲気もあるし、なんといっても自分でステーキの厚さを選べるところが魅力です。
シェフの人が目の前で希望通りの厚さの肉を巨大な肉塊から切り取ってくれます。職人的に400グラムなら400グラム、200グラムなら200グラムをさっと切り取ってくれます。経験がものを言うという感じです。
お店に入るとまずサイドメニューを頼んでから、番号札を持ってシェフのところへ行って希望のグラムを伝えますが、この、まずサイドメニューを頼むというシステムに「うおー、商売上手!」と思いますが、それでいいのだと思います。経済の法則が成り立つことは大事なことです。
和牛もアメリカ産の肉も両方あります。和牛はもちろん素晴らしいですが、アメリカ産の素朴な「肉!」の感じも捨てたものではありません。その時々の気分によって選べばそれでオーケーと思います。
余計な気取ったところがないので、気軽にさっと入ってがっつり食べてさっと出る。大変魅力的です。何度でも通いたいお店です。

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