ヒラリーvsトランプ直接討論3回目

いろいろな見方が可能でしょうけれども、トランプさんがだいぶ場慣れしてきていたという印象です。ディベートの勝負としては五分。トランプびいきの人であれば、トランプの方が圧していたと見る人もいるかも知れないくらい、へんな言い方ですが、トランプさんが「成長」したように見えます。

印象に残ったのは討論が終わった後の二人の動きです。ヒラリーさんはまず、司会者のところへ行き握手をし、その後、会場の聴衆へと歩み寄って握手をしたり、明るい笑顔で話しをしたりといいムードです。なんというか、おー、アメリカのパーティに慣れてる感じだ。という印象です。聴衆の方もヒラリーさんに対しては歓迎ムードで、一緒に写真を撮ったり握手をしたりというのに熱心です。うっかり見落としてしまいそうですが、いつもヒラリーさんのそばにいるがたいのいい黒人の男性が今日もいて、この方はヒラリーさんの主治医なのだそうですが、「誰がヒラリーさんのそばにいるのか」というのはわりとよく見ている人が多いはずで、アメリカらしくバランスのとれた感じに見え、黒人の人たちの心もこの主治医の存在によってしっかり掴んでいるのだなあと思えます。医者ですから、場合によっては服を脱がせて診察することもあるでしょう。体に触れることもあるでしょう。そういう人が黒人だということは、ヒラリーさんの発する言葉以上にいろいろなメッセージを有権者に送っていると言えます。

一方のトランプさんは聴衆からはさほどは歓迎されていないように見えました。討論が終わった後は壇上に突っ立っているという感じで、家族が壇上にあがってトランプさんに「お疲れ様」的なことを言っていた様子ですが、全員白人で美男美女。トランプさんがどういう人に囲まれて生きているのか、あるいはどういう人を集めているのかということが、無言のメッセージとして世界に伝わったように思えます。美男美女は確かにいいことですし、家族がたまたま美女なんだから文句なかろうという意見ももちろんありですが、やっぱり人々に与える印象はそんなに身近なものではないように思えます。

おそらく、ヒラリーさんが聴衆に近づいていくと、聴衆が非常に熱心に応えますので、トランプさんは入っていくタイミングを失ってしまい、その場に立ち尽くし、せめて家族が回りを囲むことで「ぼっち感」を防いだというところではないかという気がします。その後トランプさんは聴衆の方へ歩いていき、握手をしたり会話をしたりしましたが、ヒラリーさんほどは人気がないというのが私には一目瞭然に思え、トランプさんがすぐそばまに居るのにトランプさんの方に視線を向けない人、社交辞令上一応握手しているという顔の人などが目立ったように感じます。

現場にいる聴衆から見れば、ヒラリーさんに決まったも同然で、時期大統領とは写真も撮りたい、握手もしたい、トランプさんも有名人だから写真を撮ってもいいけれど、仮にもヒラリーがあっちにいるのにトランプの写真を撮っている場合じゃないという心境の人が多かったのではないかと思います。

ディベートの内容そのものはともかく、討論会後の聴衆とのコミュニケーションの様子からみてヒラリーさん圧勝で決まりのようです。ヒラリーさんにはぜひ、新聞記者に話した通りにUFOの情報を公開していただきたいと期待しております。

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