クリントン氏とトランプ氏直接討論第二回

印象としては引き分けた。というところです。トランプ氏は女性蔑視発言について謝罪の言葉を述べ、ヒラリーさんのメール問題を攻撃し、オバマケアを批判し、ヒラリーさんの税制に関する政策を攻撃しました。一方でヒラリーさんはメール問題で「私は嘘をついてない」、「移民してくる人の中から、危険人物とそうでない人物を見分けるのは困難」「トランプ氏は別の世界で生きている」などの反撃をしました。私にはもちろん投票権はありませんから、有権者の目から見ると「自分は何を重視するか」という視点で見るでしょうけれど、私はそういうわけではないので、飽くまで討論として見た場合、前回のようなヒラリーさん圧勝という印象は得ませんでした。

会場では拍手は禁止、司会者がネットで送られてきた候補者への質問を読み 上げてその質問に二人が回答した他、会場には複数の有権者が壇上に上がり、直接質問し、それに回答する方式が採られていました。

印象に残ったのは、ヒラリーさんが「私は嘘をついてない」で確かにブーイングが起きたこと、しかしヒラリーさんは禁止されているはずの拍手も何度かとったところです。一方でトランプさんは笑いは何度かとっていました。

ヒラリーさんは休息を充分にとるようにしているのか、元気そうに見えました。トランプ氏は前回ほどお行儀が悪いという感じではありませんでしたが、後半は集中力が途切れて来たのか、歩き回っているのが目立ちました。多少、多動性なところがあるのかも知れません。私もそうなので、トランプ氏の集中力が切れた感じ、落ち着いていられない感じはなんとなく分かります。

ヒラリーさんはわりと具体的、かつ論理的に話しているという印象でしたが、トランプ氏は質問の主旨とは関係のない発言も多く、かつ同じ内容を繰り返すことが多く、かえって何が言いたいのか分かりにくいという印象を得ました。ただ、繰り返し同じことを言うというのもテクニックの一つだと考えれば、トランプ氏の方が有権者にメッセージを送ることには成功したと言えるかも知れません。

ポイントとしては、

1、トランプ氏は女性蔑視の発言で謝ったことを有権者はどう判断するか
2、ヒラリー氏は嘘つきだという印象は拭えなかった
3、「理性的」なヒラリー氏と「煽情的」なトランプ氏のどちらが好印象か
4、ヒラリー氏の増税策とトランプ氏の減税策、どちらが支持されるか

といったところです。アメリカの中産階級の復活は「強くて豊かなアメリカ」を願う人にとっては必ず解決しなければならない課題と言えます。どちらが中産階級の復活に貢献できるかがはっきりと理解できるというものではありませんでした。これについては有権者それぞれの経済に対する哲学を基に投票行動を決めるしかないように思えます。

トランプ氏は最近になって失点が続きましたので、今回は失点がなかったという意味でトランプ氏の復調が予想されますが、劣勢を覆すというところまでは至らないまま推移しそうに思います。

さて、次の3回目の直接討論も近いです。私には直接関係のない選挙ですが、引き続き、3回目にも注意を払いたいと思います。

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