台湾映画『言えない秘密 不能說的秘密』の親父さんがかっこいいと思う件

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周杰倫の監督主演映画『言えない秘密』は、台北のちょっといい感じの郊外になる淡水エリアの芸術学校が舞台になっています。

父親が同じ学校の音楽の教師で、周杰倫を自分の勤務する学校に転入させます。そしてそこで桂綸鎂と出会います。

二人はすぐに両想いになりますが、ある日を境に桂綸鎂が来なくなり、周杰倫は「なんで?なんで?」と煩悶します。父親と話し合うと、20年前に起きたできごとを話してくれます。当時から同じ学校で勤務していた父親は、ある女学生(桂綸鎂)が20年後にタイムスリップして出会った男性を好きになってしまったと打ち明けられるのです。周囲は桂綸鎂は精神に変調にきたしたと心配します。

そのタイムスリップの話が本当で、まさかその相手が自分の息子(周杰倫)だと想像もしていなかった父親は、桂綸鎂に会えなくなってすっかり落ち込んでしまった息子のことを心配します。

この父親がかっこいいです。香港の俳優さんです。黄秋生という人です。インファナルアフェアに出てます。音楽教師という役ですので、ピアノもうまい、ギターも弾ける、社交ダンスも知っています。それらは全て過去に私が挑戦して挫折したものばかりです。顔もいいし、そのようにギミックも使えるというのはとてもうらやましいです。男はやはり手が器用でなくてはいけません。私は不器用の典型ですが、手が器用で料理も楽器もできる男性が理想だと思っています(ああ、ため息)。20年前の再現映像はちょっと無理に若作りしてコントみたいになっていますが、そういうことは映画の愛嬌みたいなもので、工夫しているなあというところが面白いので、そこはそれでいいと思います。

全体としては周杰倫がどれだけナチュラルリア充かということを表現しているだけの映画と言ってもいいですが、周杰倫が好きな人にはたまらないでしょうし、桂綸鎂が好きな人も多いと思うので、どっちかが好きな人にとっては大丈夫な映画だと思います。個人的には桂綸鎂です。

最後は父親から20年前の出来事を話されて真相を知った周杰倫が古くなって破壊される校舎に入り込み、破壊作業に敢えてぶつかっていくことで、タイムスリップして桂綸鎂と再会します。むしろその後の方が心配ですが、物語はそのようにしてハッピーエンドを迎えます。

奇怪なハッピーエンドと言えば、奇怪なのですが、アジア映画はそういうのが多いです。むしろ韓国映画の方がもっと弾けた感じになっているようにも思えます。台湾映画は「実はあっけないことだった」というエンディングが多いですが、この映画では行けるところまで行こうよ、と言っている感じでちょっと異色かも知れません。香港映画は理路整然としたものが多くて分かりやすくて観やすいような気がします。

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