日銀金融政策決定会合とFOMCを前に株の商いが薄くなっているらしい件

今日は2016年9月16日です。株式市場の商いが薄くなっているように思います。

日銀金融政策決定会合とFOMCでどういう判断が下されるのか、その結果待ちといった感じのようです。想定されるシナリオとしては、

1、日銀金融政策決定会合で金融緩和が決定し、FOMCでは金融引き締めが決定する
2、日銀は金融緩和するがFOMCでは金融引き締めしない
3、日銀は金融緩和しないがFOMCは金融引き締めする
4、どちらも何もしない

のうちのいずれかということになります。日銀が金融引き締めしたり、FOMCが金融緩和することは考えられませんから、シナリオの選択肢からは外します。

アメリカの失業率はそれなりに下がっていて、ほぼリーマンショック前の水準に戻りつつありますので、金融引き締めをするチャンスがそろそろ来ていると言うことはできなくもありません。ただ、期待されているほど失業率が下がったとも言えませんので、あるいは見送りかという観測が最近は強いようです。

一方で、日本銀行は金融緩和をする、する、と言っているわりには休み休みといった感じですので、今回はどっちに行くかは政策決定の当事者以外には予想することはちょっと不可能に近いように思います。黒田さん的にはあまり連続して具体的な緩和策をやり過ぎるとネタ切れ(理論上、ネタ切れはあり得ませんが、事実上、これ以上は無理みたいな流れが生まれる)になることが不安なので、少しずつ小出ししている様子も感じ取れます。ただし、戦力の逐次投入はガダルカナル島の戦いのような結果になりかねませんので、どのみち黒田さんの任期中しか異次元緩和はされないでしょうから、今のうちにやれるだけどっとやっておくのがいいのではないかなあと思わなくもありません。

仮にシナリオ1が実現した場合は、一機にドル高円安、東京市場高騰という流れになります。市場関係者はこれを待っていると言っていいと思います。しかし、2か3の場合、そのような劇的な効果は生まれません。そうはいっても、多少は円安効果が期待できますので、それなりに東京の株式市場にはいい影響がでるかも知れません。ただ、4の可能性、何もしない、何も起きないという可能性はわりとありそうにも見えます。この場合は株はじわじわと下がり続け、関係者は次の政策決定会合の結果を待つという閑な状態になりかねません。

いずれは日本側の金融緩和が行われ、アメリカ側の金融引き締めが行われることは確実視されていますので、問題はそのタイミング、どちらかが動きを見せればそれを受けて商いも動き出すということになるはずですが、当面はにらめっこです。今持っている株、特に輸出関連株を持っている人で売りたいと思っている人の中には、もう少し待ってから売ろうと考えている人が多いと思います。現場はイギリスEU脱退に関する国民投票直前の空気とちょっと似ている気もします。ウオッチする側としては動きがないのはつまらないというか、退屈になってしまいますが、もうしばらくは忍耐するしかありませんねぇ…。

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