香港で以前、添好運に行ったことがあります。台北にもお店を出していて、大変に人気です。台北駅の真ん前という最高の立地ですから、集客にも成功しているように思えます。
お粥と大根餅、春巻にシューマイというわりとオーソドックスかつお手頃な感じのものを頼みましたが、どれを食べてもおいしいです。さすがは香港料理です。中華圏の料理では香港料理が一番好きで、その次に四川料理が好きです。
中華圏のお粥といえば通常、広東粥で、味が濃く、しっかりとボリュームのあるものが多いですが、今回食べたのはあっさりです。まるで風邪をひいた後にお母さんに作ってもらうお粥みたいなあっさりとした味です。少しだけ甘みがあります。食べやすくておいしいです。
春巻のパリパリ感が素晴らしいです。果たして春巻がここまでパリパリするものかと不思議に思うほどパリパリです。中身はとても熱いです。横浜の中華街で春巻を食べた時にあまりにおいしくて感動しましたが、それ以来のおいしい春巻です。本当に春巻に出会うことはそんなに多くありません。文字通り好運に恵まれた気分になります。これぞ口福です。
大根餅はあっさりと薄味の加減が難しいと私は思いますが、ちょうどいい醤油加減、なんとも言えない焦げ加減、このような大根餅にもめったに出会えるものではありません。口福アゲインです。
添好運はミシュランに載っているレストランの中で最も安い値段で楽しめるお店だということだそうです。お店にも「世界で最も親民的なミシュランレストラン」という言葉が書かれています。数百TWDでいけましたので、この味でこの値段は安いです。さすがです。点心が大好きです。
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