アメリカのメディアでクリントン財団のことがおおっぴらに語られだしている件

ヒラリーさんの私的メールサーバーで使用されていたメールのうち、FBIの捜査が済んでいないものが15000件あったという話題が飛び込んできましたが、とうとうクリントン財団の話がおおっぴらにされる事態に至っているようです。

ざっくり言うと、メールの中にはクリントン財団への寄付に関するものがあり、要するにクリントン財団がヒラリーさんの貯金箱みたいになっていて、いろいろな国や企業の人がクリントン財団に寄付していたのが、どうも、純粋な意味での慈善事業の寄付ではなくて、いわば迂回献金みたいになっているのではないか?(あくまでも、疑問形で)ということを一斉にメディアが語り始めている感があります。一旦は不起訴になったヒラリーさんですが、当時は「私的メールサーバーなんか使ったら、外国からハッキングを受けて機密情報が外に漏れたらどうするんだ」的な批判があったのに対し、今度は「やっぱり金の亡者か(しかもこっそり)」という批判ですので、どちらかと言えば今回の方が人格の問題に直結しかねず、アメリカ人はfairnessを重視する傾向が強い分、頭の痛いところではないかと思います。

トランプさんはスコットランドに行ったあたりから以降、すっかりダメダメになっていましたが、他人の悪口を言わせれば天才的におもしろい人ですから、それはもう、好き放題言い始めていて、聴衆の様子も「よく言った」「もっとやれ」的な反応で、上々と言ったところでしょうか。トランプさん陣営が打ち出している「トランプは働いている人の味方です」的な感じのCMもなかなか好印象な仕上がりになっており、トランプ陣営の巻き返しの気配を感じます。

本来、資本家の立場を代表するはずの共和党の候補が労働者の味方です的な広告をうち、労働者の立場を代表するはずの民主党の候補が巨額な献金をもらっていて、白けさせてしまうのは、共和党と民主党が全く逆な感じになっていて、エキセントリックというか、ほとんど不可解と言ってもいいような展開をみせているように思えます。

財団が寄付を受け取るということは別に普通のことと言えば普通のことですし、飽くまで倫理的な観点の問題になります。ヒラリーさんは自分が大統領になったら、寄付は受け取らないと明言していますので、このまま逃げ切れるかどうかが注目点になるかなあと思います。そのあたり、残りメールの内容が全部明らかにならないと何とも言えず、これはしばらくFBIの捜査の進展を待つしかなさそうです。

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