金鶏園の小籠包

台北の永康街の金鶏園で小籠包を食べた話

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台北の著名な観光エリアの一つである永康街を信義路方面から入って南下していくと左手にマンゴーかき氷の『思慕昔』があり、そこを通り過ぎて更に南へ向かって歩いていくと、左手に金鶏園という飲茶点心のお店があります。100元くらいで小籠包が食べられます。お茶はセルフサービスで自分でいれなくてはいけませんが、サービスチャージがかからないのでむしろその方が助かります。

このお店の小籠包は普通においしいです。というか、台北の小籠包はどこで食べてもだいたい同じ気がします。有名なお店だったり、内装な豪華なお店だったり、お店の人が規律正しくて質の高いサービスをしてくれるようなお店は値段が上がりますが、それらは味の付加価値的要素が強いと思います。「味」に特化すれば、大体同じに私には思えます。

そういう意味では単価が安くてサービス料のかからない金鶏園はお得だなあと思います。二階で食事ができるようになっていて、一階ではお店の人が仕込みをしています。作っているところが道を歩く人に見えるような演出になっていて、雰囲気を出しています。ただ、常に働いているという感じにも見えないので、暇な時間帯にやることがなくなったりしたら結構残酷な風景だなあと思わなくもありません。

師範大学国語中心が近いので、いかにも留学生な感じの人もお客さんの中にいます。いいなあと思います。日本人観光客もわりといます。韓国から来ている感じの人はいませんでした。たまたまかも知れません。

通常、レンゲの上に小籠包をのせて、その上にお醤油とお酢と生姜をかけて食べますが、お店が出してくれたのが小さなプラスチック製のレンゲなので、そういうわけにいきません。生姜の入った小皿にお醤油とお酢を混ぜ、小籠包を箸で取り、小皿に浸して食べるしかありません。口の中にいきなりほおばって、お醤油とお酢を後から口の中に入れるという荒業も不可能ではないですが、ちょっと怖くてできません。
ただ、おいしいことは間違いないです。口福です。

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