トランプ氏の副大統領候補にペンス氏(?)の件

トランプ氏の副大統領候補がインディアナ州知事のペンス氏で決まったそうです。ツイッターでトランプ氏がそう宣言したということなのですが、どうも、ちょっと迷いがあったらしいです。ツイッターで堂々と宣言した後で、「やっぱやめようか…」と周囲に漏らしたというのです。周囲は「ここまで来てやめられるかぁぁっ」となったため、それで話は決まったそうですが、なんともいえないぐだぐだ感が漂います。東京都知事選挙なみにぐだぐだ感です。ペンス氏は「やっぱやめようか…と思っているかも」という報道を見て、周囲に「彼は約束を守ると信じている」と話したとのことらしいのですが、副大統領候補になる人物にこんな発言をさせることそのものが、今、この段階では輪をかけてよくないのではないかと思います。有権者に、ああ、トランプ陣営はぐだぐだなのか…というぱっとしない印象を与えます。トランプさんの陣営では、選挙参謀をやめさせるという「???」な珍事も起きており、もともとぐだぐだだから、いろいろがたがたするのか、運悪くくだんだんがたがたするのか、それともやっぱり人格がもたらしたことなのかといろいろ首を傾げたくなります。また、ペンス氏はぱっと見の印象がいかにも普通の政治家という感じがする人です。有権者は「普通の政治家が政治家だけの論理で政治をするのは嫌だ」と思ってトランプさんに期待したと思いますので、そういう意味からも有権者を白けさせたのではないかと感じます。もちろんペンスさんにしゃべらせてみたら意外と面白かった、盛り上がった、ということが起きないとは言えませんが、ぱっと見た感じその可能性はあまりなさそうに思います。トランプさんとしては、保守本流ぽい人を選ぶことで早い段階から白けがっかりムードの共和党の内部を固めるという意味があったのかも知れません。ここに来て保守内部を固めなければならないとすれば、結構、やばいと思います。

ヒラリーさんの副大統領候補はウオーレンさんでだいたい決まりぽいですが、こちらの方が二人の間に強い絆があるという印象を与えることに成功しており、表情も明るいです。ますます明暗がはっきりしてきたように思えます。トランプさんの選挙パートナーとしてはどんな暴言をはいても「イエーイ、その通り、さすがは我らのトランプ!」と言ってくれる人でなければ無理かも知れません。一般の無名の有権者ならともかく、それなりに名前が通った将来のある政治家には自分をどのような運命に引きずり込むかも分からない、そんな役割はやりたくないかも知れません。マルコルビオさんが「絶対受けない」と言ったのも、そういう理由かも知れません。

今年のアメリカ大統領選挙では、双方不人気という珍しい対決になりましたが、それ故に副大統領候補選びが注視されています。これから4か月間、二人で並んで笑顔で絆の強さをアピールするのです。優秀な二人がアメリカと世界を引っ張ると宣言するのです。パッと画面が明るくなる人を選ぶことが肝要なのですが、この面でもヒラリーさん一歩リード。或いは大幅リードのように思えます。

たとえばライスさんのような黒人の女性で実績もある方を副大統領に選ぶのはどうかという意見を聞いたことがありますが、私はそれはいい選択だと思います。しかし、もう遅いです。あるいはライスさんはオファーを受けても断ったかも知れません。
ヒラリーさんもメール問題などでぐだぐだ感が漂っていましたが、サンダースさんがヒラリーさんの応援を約束し、オバマ氏もバックアップに乗り出し、FBIのコミー長官も訴追しないと断言。お金もあるということで、やっぱりなんだかんだ言ってお金がある方が有利です。民主党の内側はだいたいがっちり固まって、これから中間層をとりこんで、もしかしたらトランプさんの票も奪えるかもくらいの勢いがあります。だいたい決まったかなぁ…。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください