コミーFBI長官が議会でヒアリングされた件

FBIのコミー長官が数時間にわたりアメリカの連邦議会でヒアリングをされました。簡潔に要点だけを述べると、ヒラリーさんのメール問題でFBIが不起訴を決めたのは政治的な意図によるものではないのか?ということを共和党の議員たちからひたすら責められ続けたという印象です。

何人もの共和党の議員から厳しい口調で様々な質問を受けますが、コミー長官は「ヒラリー氏のしたことは重大な怠慢だが犯罪ではない」「ホワイトハウスの誰からもプレッシャーは受けていない」「ヒラリーさんを訴追しないことは誰にも相談せず私一人で判断した」「オバマ大統領がヒラリーさんの選挙キャンペーンに参加することの援護ということは一切ない」など、雄弁に自分の判断を弁護していました。

共和党議員の表情は大変に厳しいもので悔しい表情が顔に出ており、今後も追及は続けていくそうです。

私個人はヒラリーさんを訴追するべきとも、するべきでないとも意見はありません。公務のメールを使用サーバーで使えば漏えいの危険は確かにありますが、意図的に漏えいさせようとしたわけではなさそうなので「犯罪」と呼んでよいのかどうかは多少の疑問が残ります。トランプさんは「わいろを使ったんだ―」などとしてこれからもヒラリーさんのメール問題に触れていく構えとみられますが、ここまで来ればFBIはメンツにかけて絶対に起訴しない構えを崩さないでしょうから、ちょっと見飽きるというか水掛け論になりそうです。

トランプさんの分が著しく悪くなりつつあると私は思いますし、女性を激しく批判するスピーチは支持者が心地よいと感じるかどうかは微妙なように思います。トランプさんが「ワイロを使ったんだ」とスピーチしている時の聴衆の反応もイマイチな様に私には見えました。

トランプさんにはヒラリーさんからの「献金のお願い」の手紙を受け取ったという奥の手があるはずですが、その手はまだ温存しているの可能性もありますが、あるいはご自身も献金のお願いをしなければならない立場になってきたので、景気よく打ち上げることができないのではないかという気もします。支持者には「俺は無限に金を持っている」と豪語していますし、いざとなったら自分の資産を抵当に資金を調達する算段なのかも知れません。しかし不動産デベロッパーであれば資産を抵当に入れて次の物件を、ということを繰り返していると思いますのであるいはいろいろ抵当に入ってしまって簡単には手を付けられないのかも知れません。

どっちに勝ってほしいということはないですが、現状ではトランプ不利と思います。

もっとも、どちらがより正直だと思うかというアンケートでトランプさんはヒラリーさんを大きく引き離していましたので、ヒラリーさんが熱烈に支持されているというわけでもなさそうです。消去法でどちらかを選ぶ、なんとなく冷めた選挙になるかも知れません。

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