サクレ・クール寺院

モンマルトルの丘へ行った話

パリ市内を歩いていると、モンマルトルの丘がしょっちゅう目に入ってきます。シテ島より北側あたりにいれば、ほぼどこからでもモンマルトルの丘が見えます。

丘の上には真っ白な教会があります。やたらきれいで目立ちます。ただ、地下鉄で行くにしてもちょっと遠いですし、ガイドブックによるとその丘に行くには最寄りの駅から更に上り坂を結構歩くと書いてあるので、少し躊躇してしまいます。「ま、いいか」と思います。しかし、毎日歩いてると丘の上の真っ白な教会が見えてきます。ポンピデューセンターからも見えます。だんだん気になってきます。やっぱり一度見に行っておこうかという気持ちになります。

モンマルトルの丘
ポンピデューセンターから見えるモンマルトルの丘

地下鉄の最寄り駅を降りて、標識に従って坂を上るとサクレ・クール寺院に辿り着きます。大きな寺院です。中に入るのは自由ですが中での撮影は禁止されています。イエスキリストの大きな画があります。とても大きい、何十メートルという感じの大きな画です。サクレ・クール寺院の完成は1914年で、内側に書かれているイエスキリスト様も時代の影響を受けている気がします。美術には素人ですが、「アールデコっぽい」かなぁと思える感じです。かなぁ。です。私たちが一般的に想像するイコンとはだいぶ違います。もっと普通の人間ぽいです。ルネッサン期のようなドラマチックな感じでもないです。もうちょっと優しい感じです。普通の人ですが、非常に度量の大きいお兄さんという感じです。作られた時代にも関係するのか、若干、現代アートの雰囲気があります。一般開放されたのは1919年ですから、第一次世界大戦後の疲れたフランスの人々に「さあ、どうぞ、憩いの場にしてください。大きな大きなキリストの愛を感じてください」という主旨なのだろうなと想像したりしたわけです。

サクレ・クール寺院からはパリ市が一望できます。とてもいい気分です。ここへ来たときはパリ旅行もほとんど終わろうとしている時で、面倒かなぁと思いましたが、一見の価値はあったと思います。

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