継体天皇はやっぱり怪しいのか?

第26代の継体天皇は、ちょっと怪しいのでは?とよく議論になる人物です。研究者や論者の中には継体天皇が本当の初代の天皇だと論じる人もいます。

 継体天皇は応神天皇が越前に派遣した息子の五代目の子孫ということになっており、臣籍降下のようなこともなかったため、皇位継承者として問題はなく、万世一系が続いていることになっています。

 私は天皇制を支持する日本人ですので、継体天皇がホンモノであってほしいなあと願う気持ちもありますが、そもそも応神天皇が実在したかもちょっと気がかりなだけでなく実在したとしても、その父親の仲哀天皇の子どもではないという説もあり、仲哀天皇が実在したかも心もとないという、不安の種はなかなか尽きないのです。

 応神天皇の息子の代で飛鳥を離れ五代も経た人物を迎え入れなければならないという点で、一体何があったのか?との疑問も残ります。その武烈天皇の時に何があったのよ?と首をかしげたくもなってきます。

 継体天皇は即位後ほど飛鳥に入らなかったそうですが、その辺も不穏な香りが漂っているとしか思えず、当時、天皇家とそれを支える豪族たちの社会で何か非常に困ったことが起きたと考える方が自然なのかも知れません。それが何かを知る術はもちろんなく、決定的なことは何も分からないわけです。

 初期の天皇の中には実在しなかったことが定説になっている人物もいますので、少々の誤差のようなものは受け入れていかなくてはいけないでしょう。すっぱりとした議論としては、継体天皇が最初の天皇だ、とするものもあり、そういう見方も必ずしも完全に否定する自信はありません。継体天皇が実在したことは確実だということで諸方面一致しており、現在の天皇家は継体天皇の子孫ということになります。継体天皇から数えてもその後100代くらい続いているわけですから、天皇家は十分に古いということは間違いないです。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください