明日、国会が会期末を迎えます。
解散するかしないか、注目が集まっています。
一部では消費増税は延期するが、参議院だけで戦うことで確認している
とする報道もあるようですが、首相の解散権はいつ行使してもいいことに
なっているので、実際に明日になってみなければ分かりません。
伊勢志摩サミットを無事に乗り切り(諸説あるでしょうけれど、一応、乗り切ったと
して話を進めます)、オバマ大統領の広島訪問も実現し、消費増税も実質3年延期
ということで、安倍首相が選挙に勝てる環境は十分に揃っているとも言えますから、
私はやはり解散するのではないかと考えています。
解散があるとしても、会期末は平穏に終えて、臨時国会でいきなり解散するというが
ないわけではありません。ただ、中曽根さんの時は、ほぼ自己都合解散ですので、
派手にぱーっと解散するのは気が引けるというのがあったのではないかという気が
します。今回はそういうことでもないですから、どうせやるなら、会期末にぱーっと
やってもらいたいという気はします。
どうも私は選挙を見るのが好きなので、ぱーっと派手に選挙してほしいという願望が
先に立ってしまいます。その分、客観性が失われる可能性を自ら認めたうえで、
それでも状況的にはイエス。解散するための条件は十分に整っていると言えます。
どのみち年内に解散しなければ、来年以降は追い込まれ解散気味になっていくと
いうことも併せて、選挙好きの願望も込めて、明日、解散すると予想します。
(写真素材ぱくたそ)