【自己訓練】不満は言わない

不満を言わないことこそ、特にやるべき自己訓練と私は思っています。人はついつい愚痴や不満を言いたがります。しかし、聴かされている方はたまったものではありません。人の不幸は密の味で始めのうちは聴いてくれる人はいるかも知れませんが、そういう人はすぐに飽きて聴いてくれなくなってしまいます。それどころか、「ここだけの話」をあちこちで話して歩いて回る可能性すらあります。

一方で、仏心で耳を傾けてくれる人がいないわけではありません。そういう人も、やはり何度も聴いているうちに疲れてきてあまり聴きたくなくなってきます。ところが愚痴や不満はおもしろいもので、言えば言うほど更に言いたくなってくるという不思議な心理作用を催します。ですが、上に述べたように愚痴や不満は言っているうちにだんだん聴いてくれる人がいなくなるという恐ろしい副作用があるわけです。

もう少し述べるなら、愚痴や不満を言っていると、そのこと事態が自身の心理に影響してきます。言えば言うほど私には愚痴や不満を言わなければならないできごとがたくさんあるという信念が強化され、現実が愚痴や不満を言うにふさわしいものに見えていきます。これこそ警戒すべき負のループです。愚痴や不満を言いたくなる→言う→人が回りからいなくなる→ますます愚痴や不満を言いたくなるという悪い連鎖に入ってしまいます。

生きていれば愚痴を言いたくなることもあります。不満を言いたくなることもあります。時には、虐げられていることや自分の権利が侵害されていることに対して堂々と不満をぶつけるということも必要です。しかし、自分の権利のために戦う時は戦略的に不満を言うのであって、だらだらと言いつのるのとはわけが違います。

人生をよりよくする自己訓練として不満を言わないということを私も心掛けるようにしています。



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