安倍首相の外交を振り返る

安倍首相は外交によく取り組んできた首相だと私は思っています。

外交成果が出れば国民的な人気も上がり選挙にも有利になりますから、

歴代の首相が外交成果を上げたいと望むのは当然のことですし、

是非、取り組んでもらいたいとも思います。

 

安倍氏が早い段階から力を入れたのは拉致問題の解決でしたが、

それは現在、足踏み状態になってしまっているように見えます。

現状のまま推移すれば、何ら目に見える成果が出ないまま、

安倍さんは任期を終えてしまいかねないようにすら見えてしまいます。

 

一方で、ロシアのプーチン大統領との関係は良好のようです。

ただ、北方領土が還ってくるかといえば、先方に手放すつもりは

多分、ないのではないかなあと私には思えます。

また、G7参加国間で、クリミア侵攻を容認しないとの合意が

生きている中で、果たしてロシアに近づきすぎるのはどうなのだろうか…

と個人的には思います。

 

さて、アメリカのオバマ大統領との関係ですが、安倍氏が二度目の首相に

就任した直後、アメリカでは必ずしも歓迎ムードではありませんでした。

TIME誌は「安倍という男は歴史修正主義者だ」という観点の記事を掲載して

いましたし、オバマ氏もそのような民族主義者とはまともに話をしたくない

というのが顔や態度にはっきりと表れていました。

キャロラインケネディ大使も安倍さんのことを好きじゃなかったように

見受けられます。

 

ただ、安保法制の成立や日韓慰安婦合意の発表などにより、オバマ氏や

キャロラインケネディ氏は安倍首相に対する見方を変えたということが、

これまたはっきりと表情や態度から見て取ることができます。

嫌われている相手の態度をここまで変えてしまうというのは、私は

凄いことのように思います。

 

何といってもオバマ氏の広島訪問は、様々な意見はあるでしょうけれど、

あの画像を見るとやはり感動してしまいます。安倍政権が始まって以来、

おそらくもっともはっきりとした目に見える外交成果と呼べるものでは

ないかと思います。

 

消費税の増税は先送り、衆議院解散はない、という見方が流れている

ようですが、選挙は勝てる時にやらなくてはならない、そして勝てる時流と

いうのはしょっちゅう来ない、という政治家の鉄則を思えば、私としては

解散すると思うに一票入れたいところです。

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